●これで納得!よくわかる音楽用語のはなし
クラシック系の音楽にやっていれば音楽用語とは離れられず、マンドリンなどであればより一層イタリアーの!なわけですが、じゃ Allegro って何よ、速いだけですか、というわけでございますよ。クラシック音楽ではベートーヴェンあたりからドイツが音楽の保守本流みたいなイメージがありますが、やはり一番形ができて盛り上がったのはイタリアなわけで、音楽用語はイタリア語のものが多いわけです。
しかーし、日本では、Allegro = 速い、tempo 120 みたいに教えられちゃうのですが、実は各用語は速度の言葉ではないのですね。Allegro は「明るく」「陽気に」「楽しく」なんだぞ、といろいろな用語が、実はイタリア語でこういう意味なんだーと目から鱗が、耳から幽体離脱できる本がありました。前にも書いた関孝弘さんの「これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」は音楽用語の意味やその用語を使った有名な曲 の紹介があったり、イタリア語入門としても楽しいよ。
楽譜読む人は持っていたほうが良いと思いますが、最近の作曲家がその語感を意図して入れているかは・・・別問題だな。