« 夏期限定トロピカルパフェ事件 | メイン | これで納得!よくわかる音楽用語のはなし »

February 12, 2007

●シャイーのシューマン交響曲(マーラー編曲版)

CD-Schumann-Chailly.jpg最近ストレス発散のCD買いが増えている。木村カエラの「Scratch」も購入したのだが、それはさておきマーラー増殖中。「毎週マーラーを買う男」として連載しようかとも思ったが、もっと持っている人がたくさんいそうだし、すぐくじけそう+書く内容もワンパターンになりそうなのでやめ。

さてマーラーではないのだが、ひさびさに買ってよかったーCDでは、シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシューマン交響曲第2番&第4番(マーラー編曲版)に感動したよ。シャイーはコンセルトヘボウで日本ではいまひとつ人気がないみたいだが、おいらはハイティンクよりは好きである。このシューマンがいい!マーラー編曲版だからというわけではなく、心底演奏が良いと思った。

前にも書いたかもしれんが、おいらにとってはシューマンの第4番はバーンスタイン&VPOとのライブだったんだけど、はっきり言って壊れている。いや、音楽というものは壊れていたってよいのだが、聴き続けるとやはり疲れる。ただ、シューマンは普通じゃ面白くないわけで、そのあたりのさじ具合が難しい。昔シノーポリ&VPOの第2番におおっと思ったこともあったので、シノーポリ&ドレスデンの全集なども持っているが、確かによいんだけどちょっーと私の好みと方向性が違う気がする。アーノンクールもジンマンもノリントンも良いけど、ちょーっと。

で、シャイーの新譜は久々にココロにきました。なんでしょう?シノーポリよりも熱くて叙情的というかウタを感じる気がする。バーンスタインほど壊れていないし。マーラー編曲版というのも確かにすっきりして良いのだが、かといってそのせいというわけでもない。BISのマーラー編曲版も持ってるけどそんなに気に入らなかったのです。またライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音も良いのかもしれない。生き生きとした音楽に生命が宿る瞬間が確かにある。

マーラー編曲版については持っててもあんまり知らないんだよね。金子建志氏の「マーラーの交響曲〈2〉」には第3番「ライン」の詳細があるんだけど第2番、第4番はどうだろうか?まあスコアを必死に比較する根性もないので。ただ、マーラー編曲版が手放しに好きかというと、なんか薄さが気になるところもあって、シューマンはシューマンであるなあと思い直したりもする。

シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団はよさそうなので他のも買おうかなあ。。。シャイーではマーラー全集にも心が動いているのだが(第9番はSACDで持ってるんだけど)。。。次のストレスのときは危険!

コメント

■ シャイー & ネルソン・フレイ ■ ゲバントハウスでのライブ CD 2枚組

 【曲目】 ブラームス・ピアノ協奏曲 第1番 & 第2番
 【演奏】 ネルソン・フレイレ(ピアノ) リッカルド・シャイー(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
 【収録】 ドイツ , ライプツィヒ , ゲヴァントハウス ( ライヴ )

★ユーザーレビュー &現地コンサートレビュー付き


持ってます。買いました。良いです。

コメントする