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February 07, 2007

●夏期限定トロピカルパフェ事件

book-Yonezawa-02.jpg続いて米澤穂信さんの「夏期限定トロピカルパフェ事件」を読みました。春期限定は連作短編だけど、夏期限定は長編のざく切り短編集みたいな感じかな。二人の性格がよりいっそう事件にからんでよかったです。最後はちょっと切ないけど、なんか成長した気分でよいね。

ちょっと身近な事件にしては大きい気もしますが、なかなか「小佐内スイーツセレクション・夏」 にはやられました。京都で和菓子版を作ってみるか。米澤穂信さんの他のも読もうかな。。。読書軟弱化傾向増大中。

コメント

こんにちは。
米澤穂信さん、ほのぼの系と見せかけて、根っこはダークなところが魅力ですね。
古典部三部作「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」は面白かったです。
「愚者」はバークリーの「毒入りチョコレート事件」へのオマージュ的作品で、
ミステリファンならニヤリあるいは大爆笑もの。
「クドリャフカ」は明るく楽しい学園祭ミステリで、
個人的には米澤氏の現在までのベスト作かなと。

なるほど。三部作のほうも読みます。。。クドリャフカの順番は文庫になってないなあ。「愚者」はバークリーですか。面白そうですね。紹介文からは我孫子武丸の「探偵映画」を思い出しました。

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