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2007年03月25日

bamix同好会活動記録・バナナケーキ編

台所に置いてあるバナナが熟れすぎとなった。
いつもだったらバナナと牛乳をカップに入れ、バーミックスでバナナシェイク!となるのだが、もっと手の込んだものを作らないと活動記録が書けない。というわけで、バナナケーキ作成である。

中のオプションには、バナナの他にくるみを入れることにする。バナナとくるみの取り合わせは、この手のケーキ(パウンドケーキ系)のオプションとしては最強だと思うが、いかがなものか。

   
左は砕く前のくるみ。右はバーミックスで砕いた後。…砕きすぎ。私はくるみの食感が好きなので、包丁で刻めばよかったとちょっと後悔する。まあこの辺はスイッチを入れる時間によりけりである。
バナナもバーミックスでマッシュ。フォークでつぶすよりもはるかに楽ちん。

無塩マーガリンを容器に入れ、ビーターというアタッチメントをつけてホイップする。ちなみに私はどうしてもバターでないとできないもの(ex.スコーン)を除いて、油脂にはあまりこだわらない。アメリカのレシピではマフィンにサラダ油が使われていたし、そのとおりにするとあっさりしたケーキができあがる。アメリカ在住時には、ほとんどショートニングとサラダ油で作っていたような記憶がある。まあこれは作る菓子によるけど。

ボウルに移したところで、卵を入れるのを忘れたのに気がついた。卵を入れて再びバーミックスを稼動させるが、内容物が飛び散る~(^^;;; このボウルは深さも大きさも結構なものだが、それでも飛び散るので、容器の選択には要注意である。
これにふるった小麦粉・ベーキングパウダーとバナナ・くるみを投入。これを混ぜるのは、さすがに人の手でしかできない。


しかしパウンドケーキの型は一体どこへ行ったんだ? 棄てたのかなあ、と仕方なく紙の型を使うことにする。たねを型に流し、これからオーブンへ。

型をオーブンに入れ、使用した道具を洗い終わり、さて問題集でもやるかと机に向かったところ…なんだか揺れている。珍しいなあ、地震かな?と思ったら、揺れが激しくなった。ぎえ~地震だよ!
揺れ自体はそんなに大きくないが(といっても、自分が経験した中では一番大きいかも)、揺れている時間が長い。揺れが収まった後、乗り物酔いを起こしたような気分になった。こんなのは初めてだ。
TVをつけると、震度6強と出ている。はあ?? 加賀地方が震度5弱??と思ったら、金沢は震度4とのこと。そんなもんでしょう。偶然私は一昨日奥能登(今回震度6弱だった地域)へ行ってきたのだが、自分が通った道が崩落したり、がけ崩れで塞がっているのをTVの画面で見たときには、ゾッとした。
ちなみに我が家は築17年目のくせにオール電化である。敷地にはガス管が通っていないので、「ガスの元栓!」と心配する必要が無いのだ。


焼き上がり。紙の型はべろーんと横に広がるので嫌いだ…おまけに焦げやすいし。
バーミックスを使うと泡だて器でバターをホイップしなくていいので楽だし、後で洗うのも楽。しかしホイップという感じにはちょっと遠いかも。もうちょっとうまく使えば、ちゃんとホイップできるのかなあ。
とにかく製作時間が短縮されたということでいいんじゃないすか?(家庭で作る菓子なんてそんなもんだ)


2007年03月18日

金沢ロードレース

金沢もこの頃になると、路上の雪も溶けてランニング日和…というわけで、今年に入ってのロードレース第1戦目(爆)は、金沢ロードレースである。これ以上わかりやすいネーミングは無いな(^^;;

エントリーしたのは2月の初旬。この頃には、その後続く怒涛のような1ヶ月間を全く想像できなかった。何の気なしに10kmの部にエントリーしたのだが、ランニングメモを見ると2月の半ば以降ほとんど走っていない。というより、帰りが遅くてフィットネスクラブに寄る時間も無い。今年は雪は積もらなかったものの、太平洋側のように毎日晴天で外を走れるわけではない。
練習不足・栄養不足(引越しのためには冷蔵庫を空にする必要がある。昼はパン、夜は職場で適当に、というとんでもない日々だった)で走れるのかよと思ったが、まあエントリーしたんだし仕方ないよな…としぶしぶ出ることにした。

2週間前の引越しの翌日は4月の陽気だったのに、今朝カーテンを開けて外を見ると、白いものがちらちらと舞っている。雪だ…。向かいの家の屋根は、うっすらと白くなっている。げげげ、雪の中で走るんですか? 冗談じゃねーよ~と思ったものの、参加料を払っちゃったからなあ、と家を出る。

今回は市内のアップダウンが多いコースと違い、金沢市郊外のほぼフラットなコース。新聞社主催のロードレースだけあり、お店も出店されていたりして、参加者も多い。ゼッケンをもらい、荷物を最小限にまとめるために車へ戻ると、なんと雪が降ってきた。しかもさっきまでのちらちらではない、いわゆる「ぼたん雪」だ。
うそー、冗談じゃないよーー積もったらどうするんだよーーー、と心の中では動揺しっぱなし。車の中でゼッケンをつけたり、寒い時用の防寒具を出したりしていたら、なんと本日ゲストランナーの谷口浩美さん(バルセロナオリンピックで「コケちゃいました」の名言を残したお方)の開会挨拶を逃してしまった。何をやっているんだ、私は。
気乗りがしないということはあちこちに現れるもので、トイレに行ったり荷物の置き場所をもたもたと探していたら、召集のアナウンスが入った。げげっ、この寒いのにアップ無しかよ。ストレッチもやってないぞ。どーするよ…といってもどうしようもないので、召集場所までトラック半分を走って、アップ終了(爆) よい子はちゃんとアップしてから走ろうね。

結果は…1時間切りました。59分ちょっとというぎりぎりでのゴール。気のせいか(ラップがうまくとれていなかった)前半5kmは26分台だったので「おーっ、50分台前半いけるかも」と思ったのが間違いの始まり。今考えると、時計の見間違いかもしれない…。5km頃には太陽も見えていたのに、6km付近から再び雪が降り始めた。寒いよー目に雪が入るよーー鼻水が出るよーーー(爆) おまけに中だるみ確実の7km付近から、なぜか一人旅状態。一人で走るとペースが落ちていくに決まってますがな。根性ないし。脳内で繰り返し再生されるのは「Danger Money」。そろそろ次の曲だよなあ、と思っても、ずっと出だしの「デーンジャーマーニー」という歌詞と、中盤のエディ・ジョブソンのソロが延々と脳内再生(w
前回と違って、今回は後半ヨレヨレ。あと1kmとなってもピッチを上げられず、最後のトラックがなんと長く感じられたことか。しかし競技場に入る間際になって、プロカメラマンのような人がいるのを見かけ、思わずカメラ目線で走ってしまった。カメラ目線の後、下を向いたときに聞こえたシャッター音。ありゃー。
ハーフってこれの2倍か…今の私じゃ、絶対無理っす。やはり地道な努力が必要だ、と再認識。

走り終わってよたよたとトラックの脇を歩いていたら、なんと向こうからやってくるのは谷口浩美さん!! 周りの人にくっついて、私も握手してもらいましたよん(←ミーハー)。走っているのを見ていないせいもあるけど、気のいいおじさんという感じ。日に焼けて真っ黒だったけど。

今回の教訓:ちゃんと練習をして、バランスの取れた食事をして、栄養(特に鉄分)をとりましょう。7km過ぎから寒かったのもあるけど、ひとえにスタミナ不足。息が切れた。
私は放っておくと動物性たんぱく質をほとんど取らないので、これは絶対にまずい。ちゃんと肉類を食べないと、師匠みたいに鶏ガラ状態になることは明らかだし(w で脂肪分も取りすぎると、メタボリック・ウェットン様のようになる、と(爆)

あと、寒いのに沿道で「がんばれ~」と声をかけてくれた皆さん、本当にありがとうございました。ロードレースに出場しだしてわかったけど、沿道の声援は本当にうれしいですわ。やる気が出ます。

2007年03月16日

CHANGE WE MUST/Jon Anderson

祝・確定申告終了。
祝・オリジナルメンバーでのエイジアジャパンツアー終了。
コンサートは想像以上に良かったらしい。ふーん、あたしなんて1990年のノッティンガム・ライヴのDVDを手に入れたもんね。ウェットン様が声も姿も色気爆発時代のものだもんね…と言っても、オリジナルメンバーでの生ライヴを見なかった私は、所詮負け組である(号泣)。

大阪でのコンサートをちょこっと聴いてみたが、確かにウェットン様の声は多少渋くなったとはいえ、すんばらしいの一言である。走り屋カール・パーマーも相変わらず(爆)。Video Killed the Radio Starが一番盛り上がったとのことだが、一緒に歌う観客も楽しそう(この辺は皆同窓会気分だろう)。私も歌いたかったよーー。アーワアーワ♪
オフィシャルサイトには最終日のラスト曲、Heat of the Momentがアップされているので、ウェットン様のお声を聴きたい人はぜひアクセスするべし。
しかしダメダメなのが、イエスのあの名曲。どんなにウェットン様の声が良くても、ジョン・アンダーソンのヴォーカルじゃないとダメなんだなあ。しかもベースを弾きながら歌うものだから、勘弁して下さいのテンポ。ストレンジ・デイズでのインタビューによると、この曲を弾きながら歌うのは本当に難しいらしい。あの変拍子を弾きながら歌っていたウェットン様がこういう発言をするのだから、相当難しいのだろう。じゃあ、この曲はやめてよ…といっても、イエスの曲はベースラインがそんじょそこらにあるようなシロモノではないし、ジョン・アンダーソンのオリジナルキーは半端じゃなく高いから、他の曲だととてもじゃないけど演奏できない(歌えない)のかもしれない。
私はジョンと総務部長(クリス・スクワイア)と師匠(スティーヴ・ハウ)がイエス・ミュージックの絶対条件だと思っていたが、それを再認識させていただきました。私の脳内で、この3人は世界遺産決定。しかし師匠、自分の持ち曲で思いっきりミスるとは…

前置きが長くなったが、あたくし的世界遺産の一人、ジョン・アンダーソン。one and onlyの声を持つ、イエスのフロントマンである。
この人もウェットン様と同じ、いやそれ以上に、メロディメーカーとしての才能とアレンジの才能がアンバランスである。素材はそれなりにいいけれど、調理が下手でまずい料理ができるようなものですかね。だから調理人次第でいろんな感じに変身するのだが、ミスるとただの冗長で散漫な音楽が出来上がってしまう。私の好みはもちろんイエス、それにソロではウエストコースト風(IN THE CITY OF ANGELS)、ケルト風(THE PROMISE RING)である。南米風?(DESEO)やそれに続くTOLTECはダメだった。

で、毎日数字との格闘でヘロヘロのある日、「えいっ、買っちゃる~」とポチッたのが「CHANGE WE MUST」。ジョンたん、今度はロンドン室内管弦楽団をバックを従え、オケアレンジ曲ですよ。
change-we-must.jpg

始めはいつもの散漫な雰囲気。ぎゃー、失敗したか…と思ったが、後になるほど曲としてまとまってきている。中でもよろしいのが、ソプラノ歌手とのデュエットであるChagall Duet。さすがに現役ソプラノ歌手とは力量が違うな、と最初は思ったが、コーラスになると、あれれ?ジョンに合ってるよ(合わせている?)、このソプラノ。いいじゃないの、これ。
それ以上に私が気に入ったのは、ピアノとオケの曲Run on, JonとA View from the Coppice。調性とリズムのせいか、ヤナーチェクとかバルトークとまでは言わないが、東欧の雰囲気が漂っている。いいねえ。メイン楽器がピアノというところも、またよろし。ジョンの曲とはいえ、彼の歌が無い曲がいいってどーゆーことよ(笑)
あとはタイトル曲Change We Mustですね。ラストを飾るこの曲、テーマはこの頃のジョンお得意の「自然」や「愛」で、その説教くさい歌詞に「ちっ、またですか」と思ったのは聴く前のこと(ジョンたんはやっぱり訳ワカメな歌詞でないとねえ)。聴いてみるとサビのメロディーがいいせいか、リピートして何度も聴いている自分…あれ?(^^;;;
以前の曲のカバーが5曲、新作が6曲、他人のカバーが1曲という内容だが、よくよく考えてみると、私はジョン&ヴァンゲリスの曲が苦手らしい。ものすごくつかみどころがなく聴こえるのだ。

ドッと疲れた時にはつい求めてしまう、ジョン・アンダーソンの声。しかしプログレはいやだなあ…と言う人にお薦め。ワタクシ的には星3.5といったところ。
ピアノ曲に意外なジョンの才能を見つけたのが、大収穫。ぜひ元気なうちにピアノ&オケのアルバムを作っていただきたいものよ。ヴォーカルは無しということで(爆)

2007年03月11日

bamix同好会活動記録・エビしゅうまい編

先日、某所でbamixの話題が挙がった。
私は10年近く前にこのお高い調理器具を購入したものの、最近使うのはバナナジュースとドレッシングだけ、というお粗末な状況である。昔はお菓子やおせち料理作りに大活躍したものだが、最近は作らないからね~。減価償却は多分終わっているものの、あるものをとりあえず活用しなければ、とbamixをいろいろと使ってみようと思い立ったのだ。

で、本日のメニューはエビしゅうまい。実は魚介類をすり身にするのは初めてである。

本日の主役?であるエビ。豚挽肉150gとエビ100gを使用する。肉類は繊維が絡むので、bamixでは挽肉にできないとの噂。フードプロセッサが欲しい…相変わらずの物欲オンナっす。

    
エビを深い容器に入れ(これはbamix販売代理店のオリジナル容器)、ニューミンサーというアタッチメントをつけ、ぐわーん。と、右の写真のようになる。ちなみに右の写真では玉ねぎのみじん切りの上にミンチしたエビを乗せているが、玉ねぎのみじん切りはbamixではできない。ああ、フードプロセッサが…(以下略)
左の写真には、bamixスタンドも写っている。なぜか後ろにはワインの瓶(爆)


実はしゅうまいを包むのは初めでである。餃子を包むのは楽勝だが(昔は皮から作ったことがある)、しゅうまいはあまり好きではないので、自家製は初めてなのだ。
非常にむずいです。なぜかスーパーにグリンピースがなかったため、缶詰コーンで代用。なんかしまらないなあ。
世間の噂では1時間ほど冷凍すると、蒸したときにびろーんと広がらないとの事なので、これから冷凍庫へ。


蒸し器に入れ、10分ほど蒸すと完成。写真の「照宝」のせいろ、台所に登場したのは何年ぶりだろう?いろいろと事情があったとはいえ、最近使わない調理器具や食器の多いこと。ちゃんと使ってやらなければ。
ステンレス製の小さな蒸し器も使ったけど、中華せいろのほうがあっさり味に仕上がります。ステンレス製はふたがきっちりなので、素材の味がコテコテという感じ。ここら辺は人の好き好きですな。エビと豚挽肉の割合が反対でも良かったかも。
2,3個味見してあとは冷凍庫行きとなり、お弁当のおかずに。ちなみに本日の夕食は、別の料理である。しゅうまいをつまみながら、別の料理を作るのだ。

というわけで、エビのすり身は上々の出来上がり。さあ、次は何を作ろうか(リクエスト受付中)。


2007年03月09日

Do you know "さざなみ昆布"?

確定申告シーズンまっただ中でございます。毎年思うけど、所得税って好かんわ、ホンマ。みんな株は特定口座に入れようね、と会計事務所員からの切なるお願い。
そんなある日の残業中、ふとしたことから炊き込みご飯の話になった。

同じ事務所のS氏との会話。
しづ「ツナを入れた炊き込みご飯って、おいしいのかな」
S氏「さざなみとツナの炊き込みご飯ってのは聞いたことがあるけど」
しづ「さざなみ?さざなみって何???」
S氏「さざなみだよ~。さざなみ昆布」
しづ「何それ…」
S氏「さざなみを知らないの?さざなみを?????」

さざなみ昆布とは、塩昆布の細切りのようなものらしい。どうやら「さざなみ」が商品名のようである。
ネットサーフしたところ(夜の確定申告作業にも飽きてくるのだ)、石川県では北端の珠洲、もうちょっと南下して志賀町でも普通名詞のように使われている言葉だということがわかった。カルビーのかっぱえびせんのように「知っていて当たり前」のものらしい。S氏によると、名古屋でも「さざなみ」はごく普通に売られていたそうだ。
私は昆布がそんなに好きではないので、見逃していたのかもしれない。しかし人生において住んだ場所で、さざなみ昆布を見た記憶は全くない。
「さざなみ」を知っている人はいますか? 金沢ではどこかに売っていますか??
(やはり事務所近くのスーパーにはフジッコの塩昆布しかなかった。うむむむ)

2007年03月03日

引越しの夜

クイーンの「オペラ座の夜」か、はたまたイーグルスの「呪われた夜」のようなタイトルだが、今日引越しをした。
毎年恒例2月~3月の激忙期に加え、今年は12月決算会社の決算スケジュールがタイトだったため、2月後半は毎日深夜帰宅。でも、なんとかなるもんだ。

数えてみると人生10回目、この15年では9回目、21世紀に入ってからの6年では5回目の引越しということになる。別に私は引越しマニアではないのだが…嫌いでないことは確かである。今回は自分の意思で、しかもおそろしく近いところ(直線距離にして200m)というところに引越したので、いくら日中働いているとは言えども楽だった。そりゃあ地球の裏側への引越しに比べたら、こんなもん引越しのうちに入りませんがな(爆)

引越し手続きは同じ市内ということで非常に楽なのだが、問題は荷造りである。とにかく私は荷物が多い。物欲のかたまり人間であるのを後悔するのは、こういうときである。引越し見積もりに来た業者のおばさまはこうのたまった。「2トン車じゃ無理よ」
…わたくし昔は2トン車で引越ししてたんですけど(しかもその頃は2人分の荷物だった)。いつの間に1人で2トンロング車が必要となったんだ?? 確か3年前は2トン車で楽勝だったはずなんだけどなあ。一体何が増えたのか???
それはともかく、今回はいろいろと他にお金が出て行くことが多かったのでらくらくパックはやめ、自分でひたすら荷造りである。

私が申し込んだコースは時間設定がないので(その方が安い)、引越し日の予定を前日に聞かなくてはならない。引越し屋に電話すると、電話口のお姉さんは愛想良くこう言った。「明日は午前8時からとなりますね~(^^)」「は、はちじぃ???」「そうなんです。ちょっと早いですけど、よろしくお願いします」
こういうフリータイムコースにすると午後スタートが多いから、午前中にDVDやミニコンポの配線を外そう、という思惑はガラガラと音を立てて崩れた。げろげろ。
その後10時過ぎに職場から逃げ、鳥やこまごましたものを新居に運び、旧居に戻るともう11時過ぎ。そこからラストスパートですよ。もーいや、と挫折したのが深夜1時半。あとこれだけだったら、6時前に起きれば何とかなるだろう、と5時半起床(目が覚めたのは5時前だったけどね)。ミニコンポやDVDを片付けたり、超難関の台所と格闘を続け、さあ掃除でも始めるか…と思ったところで玄関チャイムの音。時刻は7時55分、引越し屋登場。
この絶妙な時間配分、ついに引越しマスターを通り越して神の称号をもらえるかも、と自画自賛したものの、たぶん今後引越しすることはないんだよなあ。ちぇっ。

というわけで、現在は新居でまったりしております。
食卓には大好きなブルーチーズ(奮発した・名前は忘れた)とバゲットとワイン(大奮発した)。ワインはRobert ArnouxのNuit-Saint-George。この作り手のを飲むのは初めてだけど、Nuit-Saint-Georgeなら間違いないでしょ(大好きなのだ)、と購入。ハーフだけどいつも私が飲んでいるのに比べるとちょっとお高め。ほんとはプリューレ・ロックが欲しかったのだが、某酒屋まで行くヒマが無かった…おまけにそこは車で行きにくいので、買出しには気合がいるのだ。
ワインを片手に、BGMはなぜかウェットン/ダウンズのICON。夜に聴くにはいいですね。さっきまでU.K.やクリムゾンを聴いていたのだけど、やはりこの辺は昼にカーステレオでバリバリ聴くのがよろしいかと。こないだ夜にクリムゾンのVROOOM VROOOMを聴いていたら、寝ちゃったからなあ。こんど「つい聴いているうちに寝てしまう曲(アルバム)」リストでも作るべ。
よく考えたら、明日はさんざん行こうかどうしようか迷った、エイジアのコンサートの日。あの時にはこんなこと(=引越し)をするとは想像もしなかったけど、まあチケットを買わなくて正解だったのかも。でも見たい…つーか、目をつぶって80年代のウェットン様を脳裏に浮かべながら聴きたい(爆)

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新居で鎮座するミニコンポ。なにはなくとも(テレビはまだ繋いでないし、なくてもかまわない)、音楽とネット環境とコーヒーがないとね。