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2007年05月31日

新入り

5月も終わりでございます。
このギョーカイに足を踏み入れてから、5月は「地獄の月」となってしまった。年末調整に始まる激忙期のフィナーレを飾るのは、3月決算法人の山。今年は特にスケジュールが押してしまい、「もう勘弁してください~」と叫びそうになること数回である。

「終わったらあれを買ってやる!」とずっと思いながら働いていたのだが、今日申告書を出し終わってほっと一息ついたので、「あれ」を買いに行った。
そう、「あれ」とはこれ↓です。

コザクラインコの「くり」さん。正式名はChristopher Russel Edward Squire ○○(←私の名字)。なんじゃそりゃ?と思うだろうが、イエスのクリス・スクワイアからいただきました。ウェットン様もいいけど、クリス・スクワイアのベースは最高ですだ。あと、私は栗がめちゃくちゃ好きなので。
インコ暦は25年以上だが、セキセイとオカメ(3年だけ)経験のみで、コザクラは初めてである。…というわけで、ちょっとドキドキしております。
コザクラインコはパートナーにべったり、というタイプの鳥で、飼い主をパートナーと認めるとベタベタになるらしい。その代わりその他の人や鳥には、おそろしく攻撃的となるそうで。それゆえ日々遊んでやらないと、「かまってもらえないストレス」で大変なことになるとか。まあ私は「一に飼い鳥、二に飼い鳥、自分はその後」というポリシーの元、仕事が忙しい時には朝の出勤前に遊ぶようにしているのだが(夜中に遊ぶと鳥の生活サイクルが崩れる)、これからはコザクラとセキセイを別々に出さなければいけないので、所要時間も2倍となるわけだ。


セキセイの「ひよこ」と「むぎ」。ひよことは帰国後からのお付き合いである。むぎは2年前のちょうど今頃、くりを買ったのと同じ店で購入。やはり決算ストレスが…(w  
日頃の訓練のせいか?ベタベタ手乗りでございます。

2007年05月26日

今年最初のバラ

バラの季節です。あちこちでバラが咲き、ジョギングをしていても他人の家のバラを眺めるのが楽しい。
うちはこないだ買ったばかりだし、今年は咲かないかもしれないと思っていたのだが、ちゃんと咲いてくれました。


イングリッシュローズの「シャリファ・アスマ」。左は開きつつあるとき、右は開いた後。
イングリッシュローズはオールドローズとモダンローズとの交配で作出されたバラであり、日本で知られるようになってから10年くらいということである。オールドローズのクラシカルな花形とモダンローズの四季咲き性・育てやすさを受け継いだ、といわれているが、確かに育てやすいと思う。私の経験では、ミニバラの方がよっぽど育てにくい。
香りも品種によってフルーツ香、ティーローズ香、ミルラ香…とさまざまだが、シャリファ・アスマは典型的な「バラの香り」。「最も美しいイングリッシュローズの一つ」といわれているが、本当に美しい。


左は「ジュード・ジ・オブスキュア」、中はミニバラとアイビーの寄せ植え。
ジュード…はトマス・ハーディのJude the Obscureという小説にちなんでつけられた名前らしいが、「日陰者ジュード」ってどうよ(w これはカップ咲きということで、咲いてもコロッとした形をするらしい。「らしい」というのは、このあと十分に開かずに散ってしまったからである(号泣)。なんでも湿度が高いとうまく開花しないそうだが、まさに開花しそうな日に雨が降った…。
ミニバラは隣のスーパーで投売りとなっていたものだが、これはこれでかわいらしい。香りが全く無いのは残念。
で、現在は右の写真のように並べております。相変わらず統一性無し。
5月は晴れの日が多く、私の顔が乾燥のあまりボロボロになってしまったが(皮膚がむけた)、植物にとってはいい気候だったので、まあ良しとしておこう。バラは湿度が高いと、あっという間にウドンコ病が発生するのだ。


ホームセンターで売っていた折り畳みの椅子を買い、晴れた休みの日にはベランダに出して、バラを眺めながら座っている。お勉強の本が一緒というところがちょっと悲しいけど。鳥も一緒にベランダで日向ぼっこ。ああ、小さいけど何たる幸せ。

2007年05月15日

LED ZEPPELIN DVD / Led Zeppelin

一ヶ月ほど前、ここに「RUSHのゲディ・リーの声はロバート・プラントに似ている」というようなことを書いた。
ロバート・プラントってこんな声だったっけ? 書いた後で気になり、久しぶり-本当に久しぶり-にレッド・ツェッペリン(以下ZEPと略)を聴いてみた。実はアタクシ10年位前にZEPに入れ込み、オフィシャル盤だけでは飽き足らずブートレッグ漁りまでやった、立派な元ZEPオタクである。

そんな私だがいろいろとあって、現在手元にあるのは2,3冊のZEPに関する文庫本と2003年に発売となったこのDVDのみ。そのDVDも1枚目をほんのちょっと見ただけで、ずっと本棚の肥やしとなっていた。実は「もうZEPも何だしなあ」とヤフオクで売り飛ばそうか、とまで考えていた。

Zep DVD.jpg

で、このDVDを見たわけだが…すごい。このDVDの存在自体もすごい。ZEPはやっぱり偉大だ。ゲディ・リーとパーシー(ロバート・プラント)の声が似ているなんて書いて、ごめんなさい。全然似ていません。パーシーはヴォーカル専門職であるからか、表現力がまるで違うのだ。ジミー・ペイジのステージアクションは、久々に見ると卒倒しそうなくらいかっちょええっす。
私は中期~後期が好きという、ハァ?なZEPファンなのだが、そんなアタクシのために、これには1975年のアールズ・コートと1979年のネブワースの映像が収録されていて、よだれダラダラものである。

特にネブワース。もうパーシーは貫禄太り、ジミーちゃんもおじさまに果てしなく近づいているのだが、ちょうどこの頃からZEPを知った私には「これがZEPでんがな」という感じ。ネブワースはブートレッグで飽きるくらい映像を見たのだが、このDVDの映像を見た瞬間ひっくり返りそうになった。あまりにもクリアーな映像と音。今まで私が見たのは何だったんだろう。
Achilles Last StandとKashimirは、往年のパーシーの高音が出なくなったこともあって、ド迫力ヴォイス。これもいいねぇ。ジミー・ペイジはヘタウマだとか、テクは酷いギタリストだとか言われているが、こういう映像を見ると「下手だから何だってんだ?」と思ってしまう。早弾きだとか巧いとかいわれるギタリストはたくさんいるが、やっぱりミュージシャンはオリジナリティ命じゃないですか? さっすが「リフ作りの天才」といわれたジミーだなあ、とこっちもよだれダラダラ。くわえタバコでレスポールやダン・エレクトロを弾くジミーちゃん、素敵すぎ。
アールズ・コートもあの3人並んでの「アコースティック・タイム」を見ることができ、なかなかよろすい。ここでの見どころ(聴きどころ)曲はIn My Time of DyingとTrampled Underfootというハードな2曲か。全然アコースティックじゃないじゃないか(w
ちなみにこのDVDはジミーが昔々のフィルムをあちこちから発掘し、気の遠くなるようなリマスター作業をしたものである。しかし彼曰く「一番困難だったのは、あとの2人の了解を得ることだった」だそうだ。

ありがとう、ジミー。このDVDを作って世に出してくれて。たとえ新手の印税稼ぎだとしても(w
ありがとう、パーシー、ジョンジー。このDVDを世に出すことに了解してくれて。
そして…いろんなことがあったけど、このDVDを手放さなかった私は偉い。これを見ずに手放していたら、私の人生の大きな損失だっただろう(←マジ)。

あえて希望をいうなら
・1977年のU.S.ツアーを見たかった。ジミーちゃんの白ドラゴンスーツをはっきりした映像で見たい。
・1979年8月4日のネブワースでジョンジーが弾いた、トリプルネックギター&ペダルベースを見たかった。
・どうしてもパーシーとジミーばかり映るのは仕方ないが、ジョンジーの演奏をじっくり見たい。

このDVD、ZEPを少しでも好きな人は絶対に見るべし。2度と同じ演奏をライヴでやらない、アドリブだらけのZEPライヴが楽しめます。1970年のロイヤル・アルバート・ホールでは、ジミーちゃんのヴァイオリン弓芸を見ることができますぜ。

音楽を聴く時にはつい耳分析してしまう最近の私だが、ZEPには耳分析なんて必要ないし、やろうとも思わない。
彼らの前では、理論や理屈なんてどうでもいいのだ。
ただただ凄まじいとしか言いようのない、聴く者を圧倒させる音楽がここにある。

2007年05月12日

金沢パン屋めぐり(その1)

私が一番好きな食べ物は、たぶんパンである。もちろん白い炊きたてご飯にアジの開き、というのも大好きだが、もし最後の晩餐なんてものがあるとしたら、絶対に美味しいバゲットとチーズを選ぶだろう。
金沢および近郊のパン屋を日々さまよい、美味しいパンを探している…そんな私めのパン屋めぐり記録を、bamix使用記録に代わる不定期連載(爆)として残しておく。

本日は噂に聞いていた「人里離れた山の中にあるパン屋」へ。絶好のドライブ日和でもあるし。

仕事で某所に行く途中、この張り紙を何度も見かけ「???」と思っていたのだが、ついにその存在を確かめる日がやって来た。結構山奥らしい。

   
あっという間に林道となる。始めは広くて快適な道だが、だんだん道幅が狭くなり、ガードレールがところどころ無くなる。右側はそれなりの高さの崖なんですけど。ひー。

      
途中何回か出てくる張り紙に助けられ、無事到着。野田町の交差点でリセットしたトリップメーターが、9.8kmと表示されている。ローカル地名ですみません。野田町というのは自衛隊の先の交差点です…とさらに金沢ローカル(w まあ、そんなにめちゃくちゃ遠いわけではないのだ。
店には外にウッドデッキ、店内にテーブルがあり、ここで食べられるようになっているらしい。山と畑を見ながらパンを食べるのも、いとをかし。
店は地元の人がやっているそうな。店主とおぼしきおばさまと話したが、ここの生まれ育ちだとか。昔はここに15件くらい住んでいて…と話していたところから、店の前の畑で農作業に勤しむ人たちは普段は市内のほうに住んでいて、週末とかに畑仕事やパン焼きに来るのだろうか。ちなみにこのパン屋は金~日曜のみのオープンである。山のほうに家を持っている人は冬の間市内に住んで、春~夏は山の家(こっちが元々の自分の家)に住んで畑仕事などをする、と別地区で聞いたことがある。「アルプスの少女ハイジ」みたいやなあ。まあリタイアした人限定だと思うけど。それとも、この山の中から毎日通勤するのか?
「学校ってどうしてたんですか?」と聞いたら「末の方まで毎日歩いていたのよ~」とどっひゃーと驚くようなことをおっしゃっていた。ネットの地図で距離を測定したら、推定片道6kmくらい。昔(といっても私が子どもの頃)は、金沢市内の小学校でも分校や冬季寄宿舎があったのだが、今は全て消滅し、山のほうの小さな学校も合併してスクールバスで通学、とかになっているようだ。自分自身が山の方の小さな学校で6年間を過ごしたせいか、こういう山間部の小さな学校の話が大好きである。

       
肝心のパンは手作り風の素朴なものばかりという感じ。生地は甘めで、バターロール生地がベースかなー、とみた。左はクリームパン。店の前に車を置き、畑を眺めながら今から食べるところ。このクリームは美味かったっす。右はハムロール。これも懐かしい味。
私の次に来たお客さんが「食パン無いのー?」と聞いていたが、おばさまは「今日はもう売れちゃったのよ」と言っていたから、ここのパンを目当てに山の中にやってくる人も多いようだ。

帰りも来た道をひたすら引き返す。実はこのパン屋がある集落よりもさらに奥に集落があり、どっかに道がつながっているようだが、さすがにそこまで冒険する気力は無い。ガソリン代も最近激高だし(w
左側は崖。対向車が来ないように祈りながら運転する。

   
最初にパン屋の張り紙を現認したところの近く(これも結構山の方)で、犬にしては妙な動物に遭遇。よくよく見るとヤギである。ここはDASH村か(w それともアルプスの少女ハイジを地でいっているのか??(爆)
何度もこの道は通っているが、ヤギがいるとは知らなかった。ペットがヤギなんて、いいですねえ。

今日は久しぶりにα-7片手に行ったのだが、里山を写すには広角があるといいなあ、とまたまたカメラ関係物欲が復活。カメラ片手にぶらぶら…は本当にヤバいっす。

2007年05月04日

我が家で飲み会

GW後半2日目。今日は事務所のメンバーを呼んで、我が家で飲み会をやった。
料理は私が作り、飲み物は他のメンバーに買ってきてもらうということで。うちの冷蔵庫は小さいので、料理と同時に大量の飲み物を保存することができないからだ。

今後また飲み会をやるときのために、備忘録として今日のメニューを書いておく。

・ツナのディップ★
・クリームチーズとバジルのディップ★
・ささみとパプリカとバジルのマリネ
・シーザーサラダ(もどき)
・ポテトサラダ
・豚の角煮
・チキンウィングの甘辛焼き★
・パエリア(もどき)★
・桃のパルフェ★
・ベークドチーズケーキ★
・コーヒー
★印はフードプロセッサーを使ったもの。あって良かった、フードプロセッサー。

ポテトサラダとチキンウィング甘辛焼きはネットからレシピを拾ったもの。レシピノートに書き写しておくべし。
意外と必要だったのが、レモン汁。ポッカレモンの一番小さいサイズを買ったが、このようなメニューの時にはもっと大きいビンでもいいかもしれない。

料理を作ったりサーヴしたりで、すっかり写真を撮るのを忘れていた。酒も飲んでいたし(w 最後のほうのパエリアもどきとデザートだけなんとか写す。デザート皿はWilliams Sonomaのものだが、購入してからあまり使う機会がなかったため、最近引っ張り出すことができてうれしい。食器は使ってなんぼのもんですから。
チーズケーキは材料をフードプロセッサーに投入して攪拌し、型に流し込んで1時間くらい焼く…という猫でも作れるレシピだが、NYチーズケーキのようで非常によろしかった。金沢の某ケーキ屋のNYチーズケーキよりも、よっぽどそれっぽい。
いや、NYでチーズケーキは食べたことはないのだけど、Regal Sea FoodのNY cheese cakeを食べてあまりの美味しさに感激し(1年間で味覚が鈍ったのではないか?)、それが私のNYチーズケーキの基準となってしまったのだ。それじゃBoston cheese cakeじゃないのか(w

これでGWに予定していたイベントは終わり。あと2日は勉強と仕事の予定…である。


2007年05月03日

クッションフロア張替え

GWも後半である。今日は朝から快晴の絶好のランニング日和。地元ランニングクラブが主催するイベントの20kmの部にエントリーしていたのだが、一昨日から風邪をひいてしまった。

一昨日の夜なぞは家によろよろと帰った後バタンキュー、その後ほとんど動けず。昨日・今日はそれほどでもないにしろ、とにかく呼吸器系統がアウトなので走るなんてヤバすぎる。というわけで、いわゆるDNSです。師匠(ハウ師匠ではない)に「20km走るんだよ~ん」なんてメールを書きましたが、DNSです。これを見て「オレなら走るぜ」なんて言わないでね(^^;;;>師匠

ところで、GW前半にトイレのクッションフロアの張替えをした。別に張り替えなくてもどうということはないが、どうせなら自分の好きなようにしてやれ~ということで。
GW初日に某ホームセンターヘ行ってみると、ブラウンのフローリング模様のクッションフロア材が投売りとなっている。ラッキー!とばかりにクッションフロア材やカッター、シーリング剤をお買い上げ。なぜか金属ものさしなどは家にある(謎)

元々の床。ベージュにちょこっと模様が入っている。タテ・ヨコをコンベックスで測り、便器の周囲のカーブは新聞紙で型紙を作る。


型紙を新しいクッションフロア材の上に置き、切り抜く。ここまでは小学生レベル?である。


古いクッションフロアをはがした後。よくわからないと思うが、下地は木の板である。しかも下地作りが何もされていないので、板がむき出し状態のまま。いやいいんだけど、小さな木片が手に刺さりまくり、痛いのなんのって。おまけに型を抜いたとおりにうまく敷き詰められない。ひー。おまけに接着用の両面テープが思ったより短いことが判明。どひゃー。
まあこれがすんなりできれば、世の中にこの手の業者なんて必要なくなるだろう。

  
トイレで格闘すること2時間、なんとか完成。しかしコーキング剤を塗っていないので、便器とクッションフロアの間に隙間あり。まあこれは後日ということで。途中で投げ出したくなったが、翌日友人がやってくることになっていたので、さすがに木地むき出しのトイレはまずいだろうと必死になったのだ。フレンチカントリー風を目指したのだが、いかがなもんでしょ?(w
こんなシルクフラワーも飾ったりして。フレンチカントリーですから(爆)