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2008年12月31日

CONTAX T2の世界

我が家にフィルムスキャンできるフラットベッドスキャナがやってきた。以前持っていたフィルムスキャナと遜色ないできばえ。ゴミがつきやすいのと、色がマゼンダがかるところが欠点だが、まあいいか。

というわけで、さっそく先日購入したCONTAX T2で写したリバーサルフィルムをスキャン。
左がT2、右がTVS-Dである。

能登半島の夕暮れ。T2だとマゼンダっぽい色に仕上がる(スキャン時にマゼンダ寄りになった分は修正した)。てか、TVS-Dは青すぎかなあ、とも。どっちがほんとの空の色か、わからなくなってきた。T2のほうがドラマチックで好きなんだよね~。


T2は雲の質感がべったりした感じになってしまった。スキャンがすべて悪い(涙) フィルムはもっときれいです。
TVS-Dの雲の感じ、見事ねえ・・・とやっぱりデジタル物の威力を思い知る私。てか、この2枚は違うところで写したんだよね。雲の感じが違って当然か。

 
これは津幡バイパス(ローカルですみません)からの夕暮れ。TVS-Dは運転しながらノーファインダーで撮ったもの。ほぼ実際どおりだが、CONTAXは赤が強調されるという共通点があるのか?色のコントラストは実際よりもすごい。
T2のほうは、バイパスから降りて、河北潟方面を撮ったもの。全く画像修正なし(色だけちょっとマゼンダを薄めにした)で、これですよ。T2の特徴がこの「周辺減光」で、画像周辺部が光量不足になるというものである。この周辺減光については賛否両論なのだが、私はこれが好き。作ったような画になるんだもん。この夕陽の色、周辺減光・・・ほかの35枚がゴミのような写真でも、たった1枚こういう写真が取れれば、あたしゃ大満足っす。

  
こちらは近所を散歩しながらのカット。青空がくっきり。しかしどれもこれもスキャニングすると、ぼやっとした写真になるなあ・・・(涙) 特に真ん中。フィルムでは、赤い実がもっとビビッドな色で、くっきりしている。F2.8で撮っているので背後のボケとの対比がきれいなのだ。
あとT2には致命的な欠点がある。それはピントの中抜け。この写真では、まあこんなもんかな。だが、最初にとったネガフィルムでは中抜けを何枚か作成してしまった。実はT2のピントは、ファインダーを覗くと見えるイメージサークルよりも左に合うらしい。・・・という話は、ネットサーフして拾ったもの。昔は試行錯誤だったんだろうなあ・・・。


スキャンやプリントではリバーサルフィルムのよさがわからないと思うので、さらにデジカメで撮ってみた。ビュアーにフィルムをおき、ルーペで見るのだ。これは先日京都へ行ったときのものだが(α-7で撮影)、これを見るのもカメラの楽しみの一つ。

今年ももうあと数時間で終わり。今年はこれで店じまいです。更新も大してしない、他のblogともリンクがない、という太平洋の離れ小島のようなblogにお越しいただき、ありがとうございましたm(__)M

2008年12月30日

イオンかほくショッピングセンター

「イオンかほくショッピングセンター」とは2ヶ月前、かほく市にオープンした北陸最大規模のショッピングセンターである。試しに一度行ってみましょう、というわけでレポートなど。

このイオンかほく、今まで北陸最大規模といわれていた「イオンモール高岡」よりも床面積は大きいらしい。が、サイトを見ている限りでは、これといって魅かれるショップがない。うーむ。
まあ近い?からいいか、と実家から車を飛ばすと、なんと20分強で到着。いつの間にこんなに近くなったんだ>かほく市

ぶらぶら見て回ったが、収穫物はアイスクリームだけ。マーベラスクリームという名前だが、コールド・ストーン・クリーマリーに似ている。今サイトを見てみたのだが、メニューも似ているぞ・・・おい。

大理石の上で混ぜ混ぜするらしい。ワッフルカップは美味い。でもこれで60円取られるのはちょっと・・・。
あたしゃ向かいのサーティーワンで十分だよ・・・。


あと興味をそそられたのは、カルディコーヒーファーム。ここはコーヒーをはじめとした輸入食材の店で、見ているだけでもなかなか楽しい。でもねえ、最近は「やまや」で十分なのよ。ここまで足を伸ばす起動力にはイマイチ不足。

実はここにはイオンラウンジという名のVIPルームがある。そこは利用対象者(ゴールドカード会員、株主など)がお茶とお菓子をゆっくり座っていただけるというありがたい場所なのだが、そのラウンジがどこにあるのかわからない(私はイオンラウンジ利用対象者)。あとで聞いたところでは、建物の一番端にあったそうだ。おいおい、それじゃVIPルームの意味ないだろ・・・と思っていたのだが、とあるサイトによると、基本的に隠れ家的に目立たないところに作ってあるらしい。こういうのって、「日本人の平等意識」の表れですかねえ。いいじゃん、私たちイオンにVIP扱いされるくらい貢献してるんだぜ?(ほんとかよ)。


驚いたのは、人の少なさ。年末だからもっと混んでいてもいいんじゃない?と思ったのだが、駐車場もスムーズに入れたし、中も余裕の人口密度。みなさん初売りに財布の紐を締めているんですか??
・・・と思った私たちは帰りに実家近くのジャスコに寄ったのだが、ここは駐車場に車を停めることが困難なくらいの混雑ぶり。食品レジは長蛇の列。これが正月前の正しいスーパーの状態ではないかと思うのだが、いかがなものか。

というわけで「イオンかほくショッピングセンター」、これからの大不況時代に生き残れるか否か。

2008年12月28日

年末のお買い物

珍しく年賀状も出し終わり、有馬記念も全部外し(涙)、あとは家に持ち帰った仕事をぼちぼちやるだけ・・・。あ、そういえば、昨年・一昨年と12月にはこのテーマで駄文を書いていたなあ。じゃあ、ことしも毎年恒例行事の一つとして、書きますか。

今年は年末といわず、10月くらいから金銭感覚が抹殺されたかのように、だらだらと物を買い込んでしまった。毎度おなじみ手帳関係では、円高・ポンド安に便乗してfilofaxのケンダル・ミニ。5穴システム手帳という、豆粒のような手帳をイギリスのfilofaxに注文し、購入。日本ではリフィルを発売しているメーカーがほとんどないのだが、RODIAのNO.13の端っこを切り、5穴パンチ(無印良品で売っている)で穴を開けると、あっという間にリフィルの出来上がり。ただのメモにしか使わないので、これで十分。
あとは超整理手帳のイームズカバーかな。妹から使わないカバーももらったし、気分しだいで5年前に買ったオイルヌメのカバーと3交代で使っている。超整理手帳はリフィルを自作できるのと、カバーをとっかえひっかえできるということが気に入って、最近再び愛用しているのだ。

今年は音楽に力が入り、カメラ関係はほとんど動きなし。というか、フィルム関係の写欲が落ちた結果、フィルム使用量の少なかったこと。機械自体が気に入らなかったこともあり、持っていたフィルムスキャナまでオークションで売り飛ばしてしまった。
しかし先日の京都へはα-7を持参、出来上がったポジを見ると・・・やっぱりいいですなあ。同じレンズを使っても、α-Sweet Digitalとは違うんですねえ。というわけで、再び湧き上がるフィルムへの愛。
とかなんとか理由をつけて、1台購入してしまった。それがCONTAX T2。1990年から1997年にかけて発売された、いわゆる「高級コンパクトカメラ」である。その当時の定価が120,000円ですよ。コンパクトカメラにこの値段。いくらバブルの末期とはいえ、こんなもん誰が買うんじゃー!と思うだろうが、これは大ヒットし、カメラ界に「高級コンパクトカメラ」というカテゴリーを作ってしまったのだ。
そのT2、ある日某カメラ店の中古売り場に並んでいるのに気がついた。目ぼしいカメラはあっという間に無くなる(=売れる)のだが、いつまでたってもT2はそこに佇んでいる。私を待っているの?なんて考えたりもしたが、今更フィルムのコンパクトカメラねえ、と欲しい気持ちを抑える日々。そう、私は「魅惑のコンタックスTシリーズ」という文庫本を手にして以来、そこに載っているT2の写真に恋焦がれていたのだ。
そして何ヶ月か経ったある日、久しぶりにそのカメラ屋に行ってみたら・・・まだT2がある。そういえば今年は私のカメララインナップに変化が無かったな。1台くらい買っても許されるだろう。気に入らなかったら、ヤフオクで売ればいいや・・・と購入したのが12月の半ば。早速フィルムを入れて試し撮りである。
で、今日現像が上がってきたので、家のビュアーとルーペで見てみる。

・・・ふぎゃっ!!

すげえ。これがT2でございますか。
残念ながら現在うちにはフィルムスキャナが無いのでお見せすることはできないが、「これ、ほんとにコンパクト?」といいたくなるような出来である。28mm F2.8 Distagonは持っているが、28mmってやっぱり広いなあ・・・と思っていたところ、T2のゾナーは38mm。お散歩しながらその辺をスナップするのに、ぴったりの画角である。28mmよりも遥かにしっくりくるのだ。


というわけで、T2。チタンボディにサファイアのシャッターボタンという、バブル時代を象徴するようなボディ。コンパクトカメラのくせに、露出を変えることが出来る。シャッタースピードは1/500まで・・・ということは、晴れた日にはあっという間に露出オーバーになってしまう。そういうときは絞りを2.8にすると、絞り優先ではなくプログラムモードになり、撮影することができる。

  
愛機・CONTAX TVS Digitalと並べると、一回り大きい。TVS-Dも最近のコンパクトデジタルカメラに比べると、遅い・大きい・重いという三重苦カメラなのだが、T2にいたっては大きすぎ・重すぎ。でもいいの、愛があるから(爆)
色違いのお揃いケースにぴったり収まる2台。通勤時には、この2台がいつもかばんの中。車通勤でよかった(w
先日以前アップしたblogを読み返していたら、「T2が欲しい」と何度も書いてあった。ほんとに欲しかったのね>自分。

これはフィルムをスキャニングできるものが必要だなー、ということで、明日にはフィルムスキャンできるスキャナが手元にやってくる。というわけで、T2写真とカメラ自体の話は、また次回に。

2008年12月21日

シュトレン

今年もあと10日。何かと気ぜわしいのだが、年賀状は買っただけでまだ作成段階には至らず。だってさー、私たち年末調整っていう大仕事があって忙しいんだもん・・・と言い訳してみる。

その前にクリスマスというイベントがあり、日本ではスポンジに生クリームをこってり塗った「クリスマスケーキ」なるものを食べる習慣があるようだが、あいにく私はその手のケーキがダメダメである。それにさー、あたしクリスチャンじゃないしーー。
しかーし、この季節しか店頭に並ばないケーキがあるので、クリスチャンがどーのこーのと言うのはやめて、買いに行く。そのケーキはシュトレン(Stollen)。ドイツのクリスマスケーキである。
日本では「シュトーレン」と表記されることが多いが、それだとgestohlenみたいでイマイチゆえ「シュトレン」ということにする。

このシュトレンというケーキ、とにかく重い。バターケーキ系のパウンドケーキも比較にならないくらい、どっしりしている。レシピを見るとイーストを使っており、途中作業で発酵が入るらしい。そのせいか、ケーキ屋ではなくパン屋で売られていることが多い・・・つーか、パン屋でしか見たことがない。
中にはドライフルーツが入っているのだが、このフルーツと重い生地の組み合わせが絶妙というか何というか。イギリスにも「クリスマス・プディング」というドライフルーツの入ったケーキがあるが、こちらはケンネ脂という牛脂を使うせいか、全く店頭では見かけたことがない。

で、今年はマイ「金沢パン屋ランキング」の1位に君臨するパン屋・ランコントルと、津幡町にあるPanya Panyaで購入した。わざわざ津幡へ行ったわけではなく、顧問先に行った帰りだからね。

こちらはランコントルのもの。


これはPanya Panya。
人の好みはさまざまだし、製造後何日経っているかで味が結構変わるのでなんとも言えないのだけど、今回はPanya `Panyaのほうが好みだった。
ランコントルはフランスっぽいパン(バゲットやカンパーニュ、クロワッサンなど)が得意だし、Panya Panyaはドイツパンの店だからなあ・・・。

Panya Panyaはいつもは普通のパン(wを売っているのだが、月に数回ドイツパンを焼く日がある。先日行った時にちょうどその一つが並んでいたので、つい買ってしまった。私はバゲット好きだが、酸味の効いた黒パン系も大好きである。焼きそばパンやクリームパン、ダブルソフトにメロンパンは勘弁してください。でも目の前にこれしかなければ、食べるけど(メロンパンはちょっと・・・だが、ダブルソフトは断固拒否)。


というわけで、なんとかブロート(←名前忘れた)。こってり色が好きな私にしては珍しく、飛ばしてハイキーにしてみました。
くるみやレーズンが入っていて美味しいのだが、普通の黒パンがよかったな・・・。

ところでこのPanya Panya、「友人の友人の配偶者」がやっている店だということが判明した。私にとっては「友人の友人」というところで既に知り合いの範囲を逸脱しているのだが、金沢はやはり狭い街だなあということを改めて思った次第である。

2008年12月13日

今年も「そうだ、京都行こう」ツアー(その3)

東福寺を後にした私たちは、曼殊院へ。ここはちょっと北のせいか、まだまだ紅葉が残っている。

曼殊院はまあまあの人出。なんとか写真を写すスペースあり。しかーし、詩仙堂はさすがに有名どころ、人でいっぱいである。昨日の清水寺ほどではないが、どこにカメラを向けても人が入る・・・。


こちらは詩仙堂。紅葉をダイレクトに撮るより、こういう小物?を撮るほうが、雰囲気が出ていいかも。

曼殊院内に入るために、靴を脱いでハッと気がついた。昨日買った「くろちく」の靴下を履いていたのだ。

半分ウケ狙いで買った靴下だし、足首から金魚の絵柄が見えてかわいい~と思ったのだが、ここで靴を脱ぐ羽目になるとは・・・。さすがにこれは恥ずかしい。ちなみに詩仙堂でも靴を脱いだ(w

詩仙堂からは、ひたすら山下り。近くの一乗寺駅までは徒歩10~15分くらいであるが、それまでも歩き回っていたことを忘れてはいけない。京都観光は「ひたすらウォーキング」ツアーなのである。 ちなみに私の履いていた靴(実はエアロビクス用シューズ)は出町柳駅を降りたところで、壊れてしまった。底が何箇所もはがれてしまったのである。ショボい靴では、このツアーには耐えられないのだ。
昼ごはんは一乗寺駅近くの「Namaste Kitchen」にて。インドではなく、ネパールのカレーだそうだが、そのせいかあまり辛くない。しかしいかにも日本的なカレーとは違い、サラサラ。うまいーーー。

その後、「恵文社 一乗寺店」へ。ここは「本に関するあれこれのセレクトショップ」である。ゆえに、置いてある本や文具は、それなりに偏っている。その偏り方がなかなかよろしく、こういう店が近くにないかなあ・・・と思うことしばし。

建物もしゃれております。

その後は四条河原町まで出て、錦市場を見物(?) それにしても、すごい人だ・・・まだ正月ではないのだが(w この辺でいろいろお買い物。というわけで、収穫物の一部を披露~。

恵文堂一乗寺店で買った、ヌメ革のペンケース。普段使っている水性色鉛筆を入れたところ、大きさはぴったりだった。小さそうに見えて、鉛筆20本近く入ります。展示されてある現物しかなかったため、すでに色が変わりつつある。東京・月光荘画材店のもの。
ロフトで購入した、これもヌメ革の財布。財布、捜していたんだよねえ。こちらは現在日なたで日光浴中。冬だから、色が変わるのが遅いかな・・・。
金沢にロフトか東急ハンズがあれば・・・フォーラスあたりにどお?
四条河原町で見かけた甘栗屋・林万昌堂の甘栗。金沢へ帰って食べたが、ほんとに美味しいです。栗ってなぜこんなに美味いのか。
全然京都らしくないみやげ物だけど、まあ許してください(ww

帰りは妹の車で。途中、北大路ビブレのL.L.Beanで買い物をし(私はしなかったが)、一路金沢へ。天気予報では福井あたりから雨だったが、日ごろの行いがいいせいか(うそ)、雨は降らなかった。
金沢に着いたのは夜の9時半過ぎ。身内のみなさん、お疲れさまでしたm(__)m

2008年12月10日

今年も「そうだ、京都行こう」ツアー(その2)

広大な植物園を歩き回った私たちは、一旦ホテルへ行ってチェックイン。その後遅れて到着した妹と合流して、いざライトアップされた清水寺へ。

清水寺へ行くのは、中学生のときの修学旅行以来である。寺には興味がなかったため、どういう所だったかまったく記憶に無い(なぜか法隆寺の記憶はあるが)。
御池通から南下するにしたがって、増えていく車と人・・・。当然清水寺近くでタクシーを降り、そこからは歩き。タクシー運転手氏の話によると、11月下旬の3連休(特に真ん中の日曜日)がピークだったらしく、今日はさほどではないとのこと。確かにチケットはすぐ買えたし、カメラを構えることもできる人の量だった。
しかーしですね、三脚使用不可のため、写した写真はピント甘すぎ&ボケボケ。とてもここで披露する勇気はございません。兄のE-520で写したものは、ほとんどブレ無し。うーん、カメラの性能の違いか、はたまた腕の違いか。唯一人前に出せるようなものがこれ。α-Sweet Dで撮っております。

人でいっぱいの清水寺を後にして、お次は食事。烏丸御池近くにある「露地もん」という名のこじゃれた居酒屋?で。
  
左:付きだしのマコモ茸。キノコ?と思いきや、タケノコみたいな味。塩をつけて食べるのだが、イタリア産とフランス産の2種類がある。イタリア産がいかにも「塩!」という感じで美味しかった。
真ん中:ししゃも。子持ちししゃもラヴ。
右:鴨のロースト・・・だったっけ? フランス料理ならここにブルーベリー(またはクランベリー)のソースがかかっているだろうが、ここはあっさりと。
他にもいろいろ頼んだが、どれもこれもあっさりした味付けで美味しい。東京に住んでいると「?」という味付けの料理にかなりの割合で遭遇したが、京都ではまだそういうものに出会ったことが無い。これは比較対象のサンプル数がまったく違うのと、京都ではガイドさん(wの力によるところが多いと思われる。
ちなみにこの写真は、すべてTVS-Dで撮ったもの。マクロモードにしても18cmまでしか寄れないというカメラだが、それと引き換えにこの画像だったら、こっちを選びますがな。とりあえずISOを400にしたが、リサイズと減色以外レタッチ一切なし。素敵すぎ。

翌日は朝から晴天。今日は紅葉の名所を回るため、スタート時刻も早く設定。
まずは本命・東福寺へ。朝の9時前だというのに、駅を降りるとそこには東福寺を目指す人でいっぱいである。

東福寺までの道で見かけた紅葉。美しいこと、この上なし。

ピーク時には入場券売り場まで1時間、入場券を買うのに1時間半、買ってから入るのに2時間・・・というを目にしていたのだが、幸いほとんど並ぶことも無く中に入ることができた。ただし、人は多い。どこにカメラを向けても、人が入ってしまう。

こういう黄色い葉っぱの木もたくさんあった。通天橋から見るとけっこう散っていたが、まだまだ紅葉箇所はたくさんある。

時間との勝負ということで(遅くなると人が多くなる)さくさくと東福寺を後にし、お次は北上して曼殊院へ。
・・・またまた続く。

2008年12月04日

今年も「そうだ、京都行こう」ツアー(その1)

毎年恒例、秋の家族ツアー。今年も京都へ行ってきました。
いろいろとアクシデントはあったものの、京都の紅葉を堪能できて、よかったよかった。

行きは11時前のサンダーバードで。京都着は13時。速いねえ。
京都駅でガイドさん(=兄)と合流し、北山へ。昼食は北山にある「天使のカフェ」という野菜を中心としたレストランでバイキングをいただいたが、写真を撮るのを忘れてしまった。というわけで、下手な落書きなぞ。カップスープのカップは、こんなに巨大ではないぞ。
ちなみに右側の絵は、翌日の昼に一乗寺の「Namaste Kitchen」で食べたカレーセットでございます。

食事後は、近くにある京都府立植物園へ。
ここは広いし、人は少ないし、紅葉は美しいし、おまけに入園料は安い(200円)・・・ということなしの場所だった。たくさん植えてあった花々はちょうど端境期らしく、きれいさっぱりと無くなっていたそうだ。春~秋は色とりどりの花でいっぱいらしいが、その代わりちょうど紅葉が最高だった。

温室は別料金で200円。なかなか見ごたえあり。
  
実は上の写真、借り物のGR DIGITAL IIを使って写したものだ。カメラオタに人気のある機種だが、やはり触ってすぐに使いこなせるものではない、としみじみ思った。「自分の道具」にするには、それなりの時間と枚数を必要とする。私は「だれでも写せるよ~ん」ではなくて、こういう一筋縄で行かないカメラが好きなのだが、この短い時間でうまく写すのは無理だった。えーん、GRD-IIが泣いております。

 
こちらもGRD-IIで写したもの。左側はなんだか不思議な風景。枯れたハスなんだけど。

 
持参のα-Sweet Dで写したもの。左の写真も悪くないのだが、なんせホワイトバランスがおバカで泣けてくる(泣いてばっかり)。やっぱりSONY αを買おうかなあ・・・。ミノルタのマクロレンズはやはり捨てがたいので、もし買い換えるとしてもαにすると思うけど

  
で、パソコンで見てびっくりのTVS-D。このカメラは液晶が小さいので、どういう感じで写っているか、細かいところはパソコンで見ないとわからないのだ(この間がフィルムちっく)。
ひえー、こんなにきれいかつビビッドな色で写っているとは。Velviaで写したみたいだ。JPEG-FINEの1280×960で写しているんだけどねえ。ちなみに今回の写真はどれも、すべてリサイズのみ・レタッチ全く無しである。
GRD-IIの右側の写真と、TVS-Dの真ん中の写真は、同じ場所で続けて写したもの。TVS-Dって、ほんとに油絵かアクリル画のような色合いなんだよなあ。これにベタ惚れの私のような人間もいるが、こういうこってりした色が苦手、という人も多い。私も花の写真は、CONTAXだときつすぎると思っている。
それにしても、やっぱりTVS-Dってすばらしい。改めて、これと心中する決心を固めたワタクシでございます。デジタル一眼レフを買い換えるより、TVS-Dが壊れたときのために、サブの中古を買い集めたほうがよかったりして。

こんな感じで、ひたすら写真を撮りまくる私たち。そうこうしているうちに、あっという間に日が暮れてきた。
・・・その2に続く。

2008年12月02日

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