2005/2/27
【モンタニー1級ブルナン 2000 シャト・デュ・キャリー・ポテ】
ブルゴーニュはコート・シャロネーズ地区の白のみ生産するアペラシオン。
緑がかった黄色の液体を湛え、レモンの奥にハチミツの香り。
切れというよりも柔和な表情が印象的。
新樽100%らしいが樽香はあまり感じず。花粉症のせいか?
→2日目にもミネラル感あり。結構切れあるじゃん!
« January 2005 | メイン | March 2005 »
【モンタニー1級ブルナン 2000 シャト・デュ・キャリー・ポテ】
ブルゴーニュはコート・シャロネーズ地区の白のみ生産するアペラシオン。
緑がかった黄色の液体を湛え、レモンの奥にハチミツの香り。
切れというよりも柔和な表情が印象的。
新樽100%らしいが樽香はあまり感じず。花粉症のせいか?
→2日目にもミネラル感あり。結構切れあるじゃん!
【ボーヌ 1級グレーヴ 1972 ドメーヌ・デュシェ】
興味があって最近購入したブルゴーニュ古酒。知らない生産者。
抜栓すると古酒ならではの熟成を感じさせる香りが充満。
軽いガーネット。エッジはレンガ色。仄かに枯れ葉のにほひ。
開放的な果実感はないが、くぐもったような控え目な味わい。
30年以上経った大人のワインてな感じかな?はまりそう。
【ブルゴーニュ・ブラン ルノメ 1995 ルモワスネ】
先日92年物を飲んだルモワスネ・ルノメの95年。
金色の躯体から発せられるバニラ、ハチミツ、メロンの香り。
張り詰めた味わい、アフターに広がるナッツの余韻もすばらしいですね。
飲んだ後には酒石酸の結晶。やはりルモワスネの白はうまいっす。
【マコン・ピエールクロ レ・シャヴィーニュ 1999 ギュファン・エイナン】
旨いですね。さすがに。
金色がかった黄色に、ハチミツ、レモン、パイナップル。足もねっとりと濃いです。
味わいはマコンしているのですが、アフターのナッツ、その余韻の長さが傑出です。
以前、"レ・シャヴィーニュ"でないものも飲みましたが、やっぱりコチラが一枚上です。
【シャトー・ソシアンド・マレ 1997】
オー・メドックの雄、ブルジョア級のソシアンド・マレ。
97は不作と言われますが、この銘柄はP氏の評価も高いですね。
濃いルビー色で、エッジはややレンガ色。甘~い果物っぽい香り(カシス?)。
タンニンが強く、舌の奥がピリリ。結構、凝縮感があります。
こりゃあ、なかなかおいしいですな。ボルドー97は飲み頃か?
【カヴァ ブリュット・ロゼ 2002 ロジャー・グラート】
瓶内二次発酵で作られたスペインのカヴァの中でも『有名な』ロジャー・グラート。
休日ランチの横浜サンドのお供にちょうどよいかなと抜栓(スパークリングも抜栓?)。
葡萄品種はモストネール(ガルナッチャ・ティンタという説も)。
やや薄いイチゴ色に香りは甘酸っぱいチェリー。泡立ちは最初旺盛、すぐに消滅。
グラス2本で比較試飲(暇人)。左はリーデル・ヴィノム、右はダイソー100円。
香りを感じるのはダイソーなれど、キリッとした味わいが出るのはリーデル。
ダイソーのグラスは味がボケます。スパークリングのスッキリ感という点でリーデル○。
【ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ 1992 ルモワスネ】
おなじみの銘柄、ルモワスネの白。コルクにはびっしりと黒いカビがこびりついてます。
今回のは幾分アルコールを高めに感じましたが、時間をおくと以前の印象に戻りました。
本日のランチは横浜中華街へ。春節で大賑わい。
【ニュイ・サン・ジョルジュ 1985 ロベール・アルヌー】
隔週で通っているワイン講座への持ち込みワイン。余ったので持ち帰って家で再試飲。
20年前のワインにしてはまだまだ果実味もあり、健全なワイン。少し獣臭も。
ブル古酒は(白以外は)飲んだことがないので、これは新たな発見でした。
いつもワインの背景になっている椅子を撮影。カッシーナ社マリオ・ベリーニ。
色合いが実物通りに出てないですね。渋くていい色なのに。日中に撮り直すか。
因みに椅子の背景はお気に入りのカーテン。
【ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ブラン 2000 ジャイエ・ジル】
100%新樽のワイン。セパージュはちょっと変わっていてシャルドネ70%、ピノ・ブラン30%。
最初に樽香が、返しにも樽香がまとわりつくような感じ。甘いフルーツと酸のバランスも好感。
ランチ時に好物の横浜サンドと一緒に少し飲み、夕食の前にも少し飲み。
背景には予約していたフレンズ9シリーズコレクターズセットvol1。昨日到着。
会社の同僚、元同僚と目黒のアルカションで持ち寄りワイン会。
【シャンパーニュ クリスタル・ブリュット 1997 ルイ・ロデレール】
1876年にロシア皇帝アレクサンドル二世の命にてロシア皇帝の宮廷専用につくられた『クリスタル』。
セパージュはシャルドネ45%、ピノ・ノワール55%。
綺麗で細やかな泡が立ち上り、イーストの香りが心地よい。テーブル中がクリスタル色に染まるひと時。
【モナティーヌ・ブラン N/V マルク・ルージョ・デュパン】
お店のハウスワインを1本。シャルドネとソーヴィニヨン・ブラン混醸らしい(割合不明)。
青い草の匂いにSBを前面に感じる。
マルク・ルージョ氏には「ドメーヌ・ルージョ」ラベルもあるが、これはネゴシアン物か。
ムルソー・モナティーヌという銘柄があるところをみると、シャルドネはまさかムルソー格落ち?
【ピノノワール リザーブ 1999 シュグ】
現地調達のカリピノ、シュグのリザーブ。シュグはインシグニア創作の人。
赤い果実(チェリー系)の香りだが、ベタベタな甘さでなく、甘酸っぱいという印象。
カリピノ一直線という感じではなく上品な味わい。おいしいっす。
【オーパス・ワン 1994】
言わずと知れたモンダヴィとムートンのJV。帰国時に知人より$50で譲ってもらったもの。
抜栓と同時にテーブル中によい匂いが漂う。バニラ、黒ベリー系の香り、複雑な味わいで幸せな気分。
一方で、思いのほか熟成感はあまり感じず、余韻も少なくストンと落ちる感じも。
前菜のサーモンと・・・なんだっけ?
私の食した白子のバターソテー。旨旨。生牡蠣もコンソメ風ソースを添えてひと口。
メインは猪の頬肉パイ包み焼きを。ソースとの相性が絶妙。ほかにはご覧のとおりの料理が。
黒糖のブリュレ。焦がし具合よし。右は知人奥様の誕生日仕様のデザート。
【ル・セ・ド・カンプロン 2000 タルデュー・ローラン】
南仏コルビエールでドミニク・ローランとミッシェル・タルデューが作るワイン。
セパージュはCarignan26%、Syrah50%、Grenache Noir16%、Mouvedre8%。
いかにも南仏といった佇まいで、濃い紫色、ねっとりとした足、甘いプラム系の香り、スパイス少々。
この手は日保ちがして、2日後くらいが旨いのよねぇ~。
→2日後に飲みました。甘さそのままでタンニンがこなれてます。