« April 2007 | メイン | June 2007 »

May 31, 2007

2007/5/30

20070530 BOURGOGNE ROUGE ROBERT GROFFIER 2002.JPG
◆ブルゴーニュ ルージュ 2002 ロベール・グロフィエ
モレ・サン・ドニ村ドメーヌ。畑はジュヴシャンとシャンボール。
押しも押されもせぬブルゴーニュのトップクラスの造り手。
深いルビー色に、黒ベリー、プラム、土の香り。
果実味はあるが、酸とタンニンがきつくバランス悪し。
こなれてくると気にはならないが、やはり酸が強い。
う~ん。ちょっと期待はずれ。ジュヴシャンに期待。
購入価格3,200円(2005/10)。

May 30, 2007

2007/5/29 ワイン会@CWG featuring バリバリ

いつもワイン会でお世話になっている方々とCWG@麻布十番へ。
今回はゲストにバリバリ・バリューの方を迎えて。
詳しい説明はこちらtakuyaさんのblog

20070529 WINES.JPG

◇Brogan Cellars SB RRV 2005
Williams SelyemのBurt Williamsの娘が興したワイナリー。
"Good, Better, Brogan"のキャッチフレーズ。"BEST"ってこと?
SBらしくない凝縮感だが、アフターでは草木っぽさあり。
http://www.brogancellars.com/

◆Kosta Browne Rose of PN 2006
先日も飲ませていただいたロゼ。可憐な印象。

◇DuMOL CH RRV Chloe 2004
5月に訪米したエリザベス女王の歓迎昼食会で出たDuMOL。
ハチミツ、アップルパイの香りに、アフターはナッティー。
アタックは力強いが、中間部からは上品な味わい。
これはブルゴーニュっぽい。再試飲可能性模索。
http://www.dumol.com/

◆Rhys PN Family Farm Vineyard San Francisco Bay 2004
ビオディナミを実践しているらしいワイナリー。
確かにHPを見ると鳥や花がいて、畑の土もふかふかの様子。
http://www.rhysvineyards.com/index.htm
香りは赤系ベリーだが結構タニック。ビオ臭は感じない。

◆Kosta Browne PN Sonoma Coast 2005
既に入手困難銘柄となったKosta BrownE。
Kanzler、Miron、Demeo、Dutton-Manzanaのブレンド。
黒系ベリーの香りだが、酸とタンニンが強く最初は尻込み。
次第にほぐれて上品に。バリバリさんご推奨。
http://www.kostabrowne.com/

◆Kosta Browne PN RRV 2005
こちらはCohn、Koplen、Amber Ridge、Ketcham、Castaldi。
黒系ベリーにプラムの香りが混じり、案外飲みやすい。
複雑なスパイスも感じられ、バランスのよさでこちらに一票。

◆Ketcham PN RRV 2005
http://www.ketchamestate.com/home.asp
Kosta BrowneのMichael Browneがワインメーカー。
Ketchamその他畑からの葡萄が使われているらしい。
このあたり酔いも進み、飲みやすかったとの感想のみ。

◆Kosta Browne Syrah Amber Ridge 2004
サイトにはPNと同じスタイルで造ったと書かれているシラー。
確かに上品な黒ベリー、プラムの香りで酸ものびる。
参加者の感想もシラーらしくなく、むしろピノとの声。

May 29, 2007

2007/5/28

20070528 BOURGOGNE CH BERNARD MOREY 2002.JPG
◇ブルゴーニュ ブラン 2002 ベルナール・モレ
2007年3月試飲済み
緑がかった黄色に、青リンゴ、ハチミツ、レモンの香り。
すっきり系の味わいだが、相変わらずバランス良好。
ピュアな果実味を楽しむという点では秀逸。初夏向き。
購入価格2,100円(2004/1)。

May 27, 2007

2007/5/26

20070526 IRON HORSE WEDDING CUVEE 2002.jpg
☆アイアンホース スパークリング ウェディングキュヴェ 2002
2006年12月試飲のホワイトハウス公式スパークリング。
泡立ち細かく、リンゴ、レモン、トースト、ハチミツの香り。
果実味中心の素直な味わいで、休日昼下がりに好適。
裏面には"Blanc de Noirs"とあるが、PN94%、CH6%。
黒葡萄だけではないが、"Blanc de Noirs"と言えるのかな?
購入価格3,850円(2006/10)。

May 22, 2007

2007/5/21

20070521 AUXEY DURESSES LOUIS JADOT 1996.JPG
◆オークセイ・デュレス ブラン 1996 ルイ・ジャド
1996年のブル赤は曲がりなりにもほどよい熟成。
白はどうかと変化球気味のアペラシオン白を。
熟成感ある麦わら色に、熟れた洋梨、フルーツのコンポート。
酸化のニュアンスあるも、飲めないほど程度は悪くない。
もう少し果実味が豊富なVTと思っていたが。。。
購入価格2,380円(2007/4)。

May 21, 2007

2007/5/20

20070520 BOURGONE ROUGE RENOMMEE REMOISSNET 1996.JPG
◆ブルゴーニュ ルージュ ルノメ 1996 ルモワスネ
定番優良ネゴシアンのルノメは1993年、1995年に続き3本目。
1995年はこちら
最初はラズベリー、チェリーのやや甘い香り。
次に酸のピリピリ感が訪れ、最後は小梅系の香り。
酸とタンニンの強さが目立ち、バランスはよくない。
味わいはこなれてきて美味しいのだがね。もう一歩。
購入価格2,480円(2006/2)。

May 20, 2007

2007/5/19-PNCJ-

Pinot Noir Celebration in Japan 2007@東京アメリカンクラブ。
セミナーもあったが、グランド・テイスティングの方に参加。

20070519 pamphlet.JPG

飲んだワインでは、ブルゴーニュ特級はさすがの味わい。
特にDujacのクロ・サン・ドニ、Liger-Belairのリシュブール。
奥沢某ワインバーのお勧めはプスドール。確かに美味い。
加州ではFlowersがよいですね。オセアニア系はストレート。

20070519 WINES.JPG

飲んだワインは以下の銘柄。飲み干しはつらいけど楽しい。

◆Dujac Clos de la Roche 2004
◆Dujac Clos Saint-Denis 2004
◆Maume Mazis-Chambertin 2001
◆Frederic Esmonin Charmes-Chambertin 2001
◆Ponsot Chambolle-Musigny Les Charmes 2004
◆Pousse d'Or Corton Les Bressands 2001
◆Simon Bize Savigny-les-Beaune Aux Grands Liards 2004
◆Thibault Liger-Belair Richebourg 2004
◆Thibault Liger-Belair Nuits-St.-Georges Les St.-Georges 2003
◆Thibault Liger-Belair Haut Cote de Nuits La Corve de Villy 2004
◆Thibault Liger-Belair Haut Cote de Nuits Clos du Prieure 2004
◆Saintsbury PN Brown Ranch 2003
◆Flowers PN Sonoma Coast 2005
◆Flowers PN Andreen Gale 2003
◆Flowers PN Camp Meeting Ridge 2003
◆Siduri PN Pisoni Vineyard 2005
◆Bergstrom PN Cumberland Reserve 2004
◆Yarra Yering PN Yarra Valley 2003
◆Ata Rangi PN 2003
◆Felton Road PN 2005
◆Mt. Difficulty PN 2004

May 15, 2007

2007/5/14-WINE会@CWG

カリフォルニアのカルトワインを飲む愛好家の会に参加。
場所は聖地CWG@麻布十番。ワインはすべて持ち込み。

20070514 WINES.JPG

◇Marcassin CH Marcassin Vineyard 2001
私の持ち込み。猪年なので猪ラベルのシャルドネを。
外観はフィルリタングしていないからか濁った黄色。
最初はリンゴ、白桃、パッションフルーツ、ハチミツの香り。
この時点でも余韻が非常に長く、旨味が唇に戻ってくる。
時間が経つとナッティーな香りが現れ、複雑さが増進。
さらに時が経過し、キノコ、トーストの香りも。これは美味い。
モンラッシェともまた違う独自の世界を見たような気がする。

以下、参加の皆様からの持ち込みワイン。
月曜日からこんな凄いの飲んでていいのだろうか?

◆Kistler PN Kistler Vineyard 2000
キスラー・キスラーはタンニンも滑らかで甘い印象。
黒ベリー、ラズベリー、ジャムに少し革の香りが漂う。
キスラーは赤白ともに早飲みタイプではないか疑惑発生。

◆Kistler CS 1991
1993年まで造られていたというキスラーの貴重なCS。
ハーブ、ユーカリの香り優勢だが、徐々にプラムの香り。

◆Araujo CS Eisele Vineyard 1999
黒ベリー、プラム、ハーブの香り。シルキーなタンニン。
いつまでも唇から離れない果実味が葡萄のよさを物語る。

◆Dalla Valle Maya 1996
黒ベリー、カシス、カカオの香り。ベルベッティなタンニン。
酸も強く、まだまだ熟成する気配あり。

May 13, 2007

2007/5/13

20070513 RULLY LOUIS JADOT 1995.JPG
◇リュリー ブラン 1995 ルイ・ジャド
コート・シャロネーズ地区リュリー村の大手ネゴシアン白。
凡百のワインかと思いきや、望外にしっかり果実味あり。
ミネラル中心の中に、リンゴ、レモンの香り。
熟成のアロマは弱いが、落ち着いた果実味が却って魅力。
購入価格2,440円(2007/4)。

2007/5/12-WINE会@Villa Due-

Villa Due@神田で開催されたカリフォルニアワイン会。
垂涎のラインナップに引き寄せられるように参加表明。
アルコール度数はすべて14%以上。相当の摂取量に。

20070512 WINES1.JPG

◇Merryvale CH Silhouette Napa 2002
◇Ramey CH Hide Vineyard 2002
◇Kongsgaard CH Napa 2003
◇Kistler CH Vine Hill Vineyard 2003

人数が増えたとかで、最初の2本がリストに追加される。
Merryvale、Rameyはレモン、リンゴの果実味中心。
Rameyがあっさり淡白だったのにはやや意外感。
KongsgaardとKistlerは洋梨と綺麗な酸がエレガント。
Kistlerは濁りもあるが味わいはストレートに迫ってくる感じ。
Kongsgaardは周りからじわっと押し寄せてくる印象。

20070512 WINES2.JPG

◆WesMar PN Oehlman Vineyard 2003
◆WesMar PN Piner Ranch Vineyard 2003
◆Williams Selyem PN RRV 2003
◆Kistler PN Kistler Vineyard 2003

Wesmarは初試飲。William Selyemの娘がやっているらしい。
http://nakagawa-wine.co.jp/modules/tinyd0/index.php?id=25
赤ベリーの香り主体だが、Oehlmanは酸が立ち、小梅系の香りも。
Piner Ranchは濃い果実味で酸はおだやか。個人的にはOehlman。
William SelyemとKistlerは色も濃く、黒ベリー、スパイスの香り。
Kistlerは香り高くアルコール感強い。WSの方が飲みやすいかな。

20070512 WINES3.JPG

◆Duckhorn Merlot Napa Valley 2002
◆Paradigm Merlot Napa Valley 2002
◆Blankiet Merlot Paradise Hills Vineyard 2002

ハイジ・バレットのParadigm、ヘレン・ターリーのBlankietは初試飲。
プラムや肉、土の香りは共通だが、Blankietには一種の厩臭。
Paradigmはアジア系スパイス、Blankietは硬いタンニンが印象的。
Duckhornもよいがこちらは二重奏、Paradigmは四重奏。

◆Turley ZN Contra Costa County Duarte 2002
◆Turley ZN Contra Costa County Duarte 2004

デザート(?)として供されたジンファンデル。ごちです。
共通してシナモンの香りがするが、やはり2002年の方が複雑。

May 12, 2007

2007/5/10

20070510 PULIGNY MOTRACHET LOUIS CARILLON 1999.JPG
◇ピュリニィ・モンラッシェ 1999 ルイ・カリヨン
16世紀からワイン栽培を行うピュリニィ村の造り手。
黄金色に、洋梨、リンゴ、フルーツのコンポートの香り。
果実味が残っており、清涼感と熟成感が共存。
酸、ミネラルもほどよくあり、バランス良好。ストレート。
おいしいが、もう少し複雑さがあってもよいか。
http://www.louis-carillon.com/index2_uk.htm
購入価格4,380円(2002/11)。

May 09, 2007

2007/5/8

20070508 BOURGOGNE ROUGE DOM DE LA COMBE 2003.JPG
◆ブルゴーニュ ルージュ 2003 ドメーヌ・ド・ラ・コンブ
ビオの大家フレデリック・コサール監修(2004年迄)。
褐色がかったルビーに、ラズベリー、チェリーのジャム。
鉄っぽいニュアンスとともに、酸がしっかりと支える構造。
ビオといわれればそう感じるが、何よりピュアな果実味。
新ブルゴーニュのワイン似。既においしく飲める。
2,480円(2005/10)。

May 07, 2007

2007/5/6

20070506 PULIGNY MOTRACHET PAUL PERNOT 2001.JPG
◇ピュリニィ・モンラッシェ 2001 ポール・ペルノ
そろそろ飲み頃かと定番のピュリニィ名手を抜栓。
緑がかった黄色に、洋梨、リンゴ、ミネラルの香り。
このミネラル感がカリフォルニアの白と違うところ。
味わいも凝縮感があり、アフターはナッティー。
2001年は良年でもないはずだが、この出来は出色。
1級と言われても納得しそう。ウメムラさん用の樽。
購入価格3,980円(2002/12)。

May 06, 2007

2007/5/5-WINE会@MUR-

20070505 WINES.JPG

「Peter MichaelのCH1999年が逝っている」。
噂を検証するためにこどもの日に持ち込みワイン会。

◇ピーター・マイケル CH ラ・キャリエア 1999
1982年にSir Peter Michaelによって設立されたワイナリー。
La Carierreは石切り場という意味らしい。
黄金色にバニラ、洋梨、リンゴの香り。アフターはナッツ。
中間部がスッと流れる感じでおとなしいが、次第に実力発揮。
時間とともに複雑さが増し、後味に凝縮感たっぷり。
クローンはSee14%、Dijon60%、Hyde26%とのこと。
http://www.petermichaelwinery.com/PMW/vnotes/la_vn.html

◇キスラー CH キスラー 1999
比較のために拠出したキスラー・キスラー。
最初はバニラ、白桃、ハチミツの芳香だが、次第にシェリー化。
酸化のニュアンスもあり、真価を発揮することなく終了。

◆シー・スモーク PN テン 2003
サンタ・リタ・ヒルズ。葡萄はすべてEstate grown。
"Ten"は10種類のクローン混醸(113、115、667、777等)。
ガーネット系の濃い色で、黒ベリー、プラムの香り。
フィニッシュにねっとり感があり、チョコレートの味わいも。
シラーかと思うほどの凝縮感。これは超BIGなピノ。
高アルコール度のせいか試飲中に熟睡(反省)。
http://www.seasmokecellars.com/sections/our_wines/2003_ten.html

◆フラワーズ PN ムーン・セレクト 2003
Flowers夫妻がフィラデルフィアからソノマに移り1989年に設立。
Moon SelectはCamp Meeting RidgeとFrances Thompson、
Sea View Ridgeの畑から醸造。
クローンは2A、Pommard、Swan、Calera、Dijon 777。
こちらもガーネット色で、黒ベリー、プラムの濃い~香り。
違うのは酸が綺麗に立っており、バランス感がよいこと。
ポテンシャルはTenが凄そうだが、今飲むならMoon Select。
http://www.flowerswinery.com/wines/2003-moon-pn.php

May 04, 2007

2007/5/3

20070503 GUY CHARLEMAGNE MEINILLEISIME 2000.JPG
☆ギィ・シャルルマーニュ ブラン・ド・ブラン グランクリュ メニレジメ 2000
連休入りということでRMのグラン・クリュ泡モノを。
ル・メニル・シュール・オジェ村、サロンの隣にあるらしい。
最初は荒いが徐々にきめ細かな泡。2日目は少し弱め。
はちみつ、リンゴ、クッキーの香りに、舌に残る味わい。
あっさりした余韻だが、雑味がなく葡萄のよさが感じられる。
確かにおいしいが、個人的にはもう少しまとわりつく感所望。
http://www.champagne-guy-charlemagne.com/
購入価格6,280円(2007/2)。

May 02, 2007

2007/4/30

20070430 BOURGOGNE ROUGE ROBLET MONNOT 2004.JPG
◆ブルゴーニュ ルージュ 2004 ロブレ・モノ
先日、ロゼを飲んだロブレ・モノ。今度は赤。
ビオの造り手と言われているが、ビオ臭さはない。
少し深いルビー色に、チェリーやイチゴの香り。
酸もマイルドでバランスよいが、果実は存外に甘い。
先日のロゼの方が正統派感があるかな?
購入価格1,600円(2006/2)。