観ようと思っていた映画が集まってしまうのはなぜでしょう。とりあえず前のREDが好きだったので、観たのであった。
で、うーんどうなんでしょう、アクションシーンはパワーアップしてるけど、前のREDが好きな理由はそういうところじゃなかったんだよなあ。。。。というわけで、ダイハード5.5+GIジョー2.5みたいになっちゃったので、ちょっと期待はずれであった。あくまでリタイアしたじーさんばーさんが現役CIAを手玉に取るみたいな爽快さがないし、民宿のばーさんが殺し屋のバイトみたいなギャップがないので、普通のアクションものの成れの果てになっちまった。前回は工夫してCIA本部に乗り込むとか、まあ元々マンガな設定ではあっても許容できますが、今回は盗んだ飛行機で世界飛び回ったりなんかリッチな旅だったりで、私的にはあんまり許せないんで、まあ脚本と監督が悪いということだろうか。
キャラクター的にはブルース・ウィリスはしゃーないけど、ジョン・マルコヴィッチはせっかくの頭いかれたキャラがアンソニー・ホプキンスに取られて普通に近いおじさんになっていた。ヘレン・ミレンはかっこ良いのだが、最初の作の民宿の品のいいおばさん的なところが全くなくなっているのが悲しい。出だしくらいはまた穏やかにしていてほしかったなあ。このあたりのギャップのおもしろさは全く考慮されていないところが悲しい。キャサリン・ゼタ=ジョーンズ は普通に良いが、途中で殺したのは続編考えるとどうだか。でも現役組のほうらしいし仕方ないか。イ・ビョンホン も良いけど、なんかブルース・ウィリスとの組み合わせでGIジョーの続編みたいだよなあ。。。
脚本的にもイ・ビョンホン 用にロシアのお店での立ち回りとか、なんか違うんじゃないかなあ。年寄り対若者だから肉弾戦の話ではなかったはずなのに。。。というわけで、なんかリタイアした老人が経験の差で戦うという前提がほぼなくなってしまったので、この先はもう観ないかもしれない。
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