久石譲氏の「Minima Rhythm」を買ってみた。氏の原点であるミニマルミュージックに向き合った作品とのことだが、やっぱり「ふつー」のミニマルミュージックで、あんまり面白くない。フルオーケストラでミニマルやるときはよほどうまくオーケストレーションしてくれないとうるさいだけなんだよなあ。。。もちろん細部でリズムが重なっていることはわかるけど、金管とかだと吹き方が気になったりで、もっと薄い室内楽的な編曲ならもう少し聴けるかもしれん。
で、オーケストラでのミニマルだとやはりグラスやライヒのほうがおもしろいなあと思った。交響音楽的な行き方では川井憲次氏の「Avalon」や「めざめの時間」のほうがよほど面白いので、やはりミニマル前面とかミニマルミニマルでは押し通さないほうがよいのではないか。
あ、録音はよかったです。
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