蒼ざめた馬

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で、読み疲れたときにはクリスティーを読む。

というわけで、「蒼ざめた馬」 を読んだ。ノンシリーズということもあり、これは初読のような気がする。ノンシリーズでポワロもマープルも出ないけど、オリヴァ夫人が登場してあいかわらずいい味出してます。

「蒼ざめた馬」は魔術による殺人ということで書かれているコメントが多い気がするけど、それよりも冒頭から神父の死、謎のつながり方というか物語の展開がうますぎると思う。なんというか、謎がつながって展開してサスペンスにアッチェラランドしていく設計がすべてで、そのためには一部矛盾やご都合主義もあるけど、やはり切迫感には替えられんということである。最後の謎解きと犯人も、ちとお馬鹿的な気もするけど、このあたりがまあポワロもマープルも出ない理由にもなるわけで。。。でも私、「蒼ざめた馬」結構好きです。犯人の凄さもお馬鹿さも含めて。

つうわけで、やっぱりもう少し読まなくては。

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コメント(2)

こんばんは、お久しぶりです。こちらもPCがやられてようやく復旧しました。
えーとクリスティはけっこう読んでます。これは看護の著者ならではの凶器ですよね! ではでは。

どうも、PCサーバが亡くなって移し変えたので、前のブログは閲覧用(というか自分の備忘録)になっています。けっこう見つかりにくい感じなんですね。このとぼけた大仕掛けとべたなロマンスが楽しかったです。

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