アメコミ大人買いの中には、ニール・ゲイマンの「バットマン:ザ・ラスト・エピソード」とか(アルフレッドの語りには泣けた)、アラン・ムーアの「スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード」とかもあるんだけど、これについては私は基本知識がなさすぎるのであまり言えない。というわけで、ロックバンド マイ・ケミカル・ロマンスのボーカル ジェラルド・ウェイが原作という「アンブレラ・アカデミー」を紹介しておく。マイ・ケミカル・ロマンス・・・聞いてないなあ。でも映画の「ウォッチメン」で主題歌も歌っていたんだ。
で、設定は戦隊ものっぽかったり人類滅亡を救うとかよくある話のようなのだが、微妙なリズム感というかはずした感じが面白い。熱血でもなく情念でもなく、なんか妙にさばさばした感じと絵柄がうまくマッチしているのかなあ。最後のオチあたりもうまくずれた脱力感だし。戦隊というよりはなんかサイボーグ009的な感じなのだが、No.5であるボーイが一応の主役なのだろうか?
興味のある人はこちらから最初のほうを立ち読みしてください。でもこの部分じゃちょっと面白さが伝わるかどうか?続編は「ダラス」のようなので、これも翻訳出版されるといいな。
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