ロボジー

というわけで、そういえば今年初めての映画は「ロボジー」であった。くすくす笑い続けられるというか、ほっこりする映画であった。うーん、好き。でも昔のクレージーキャッツの映画みたいにきちんと笑えて最後すっきり落ち着くという手堅い作りができるのは、最近では矢口史靖監督か周防正行監督くらいなのかな。矢口史靖監督の作品は「スウィングガールズ」にはまったんだけど、前作の「ハッピーフライト」は観ていないなあ。

脚本演出の間がよいのはもちろんだけど、ミッキー・カーチス改め五十嵐信次郎、吉高由里子、ダメダメ社員３人の配役が絶妙ですね。過去の他の映画のイメージを持ち込むことなく、このロボジーワールドを作り上げていたと思います。吉高由里子のちょっといっちゃってるロボット萌え女子大生っぷりがキュートすぎる。

最後どうするんだろうと思っていたら、ああなるほどの落ちと、その後も楽しくて極寒の中、本当にほっこりできる映画でした。エンディングのミッキー・カーチス自身による「Mr.ROBOT」まで楽しかった。ただ、エンディングのイラストはもう少し大きいと良かったんだけどなあ。

そういえば、矢口史靖監督作品では主役がいつも鈴木さんなのね。