アウトレイジ・ビヨンド

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公開されたのでレイトショーを観てきた。

前回生き残った人々に加えて、新しくこてこての人がでてくるのでなかなかおもしろかった。ただ、ストーリー中心になってしまったので台詞は多いし、前作にあった、破滅に向かっているとわかっていながらの高揚感、みたいな妖しい魅力はなくなってしまった。一般向けにはわかりやすく?なっているし、普通におもしろいところ一杯で、北野武らしいタッチも多いけど、個人的には前作の方が好き。ストーリーはちょっと複雑にしちゃったかなあ。

なんつうか、死ぬとわかっていても意地だけでつっぱるとかは、最初のほうに出てくる桐谷健太と新井浩文の若い手下くらいなもんで、後は欲得づくの人々ばかりなのでどうもそのあたりが自分には物足りないのかなあ。物語的にも戦うのが大きな組になりすぎてちょっとねえ。武作品ではやはり小さな組のほうが味があるけど。でも三浦友和さんはじめみなさん達者でおもしろい。加瀬君はちょっと役が辛い目だったなあ。元々石原が若頭になっているという設定が少し無理なんだろうと思う。腹心の金庫番くらいでよかったと思うんだけど。高橋克典の殺し屋は良かったと思う。

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このページは、なおきが2012年10月 8日 00:47に書いたブログ記事です。

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