謎の古代史

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最近は小説を読まずにこういう本を読んでいる。水谷千秋さんの「謎の豪族 蘇我氏」「謎の大王 継体天皇」など。他にも「謎の渡来人 秦氏」もあったなあ。

これらの本はあまり偏った推論のないままにそのテーマの概要が読めるのでありがたい。しかし当たり前の推定なのでおもしろくないといえばおもしろくない。でも偏っていない分、自分には便利ということである。

それでも異論は持っていて、継体天皇などこの本のように大伴金村などに推戴されたのではなく、実は元は反対していたのだが、最後は折れて迎える姿勢を見せたのが大伴金村ではないかと思ったりしている。すると元々推戴したのは、というと、蘇我氏なのではないかと。この本の説明と正反対ですな。これにはもっと大きな背景があって、もっと長い意味での二朝並立論が成り立つのではないかと思っているからなのだ。いや九州王朝も入れると三朝だな。

その点、秦氏は難しい。実に難しい気がする。

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このページは、なおきが2013年4月23日 22:58に書いたブログ記事です。

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