金曜日のことだけれど、「ホビット 竜に奪われた王国」を観てきた。
なんかまったりと映画らしいものを観たくなったので、そういえば1作目はみなかったなあとブルーレイで買い込んで予習しましたぜ。「指輪物語」のときは本を読んでいたけど「ホビット」は読んでなかったし。
で、今回も170分と長い上に中間部なので、ここで終わるの?というものだが、とてもおもしろかった。ピーター・ジャクソンでよかったね。ビルボのマーティン・フリーマンがすごくはまっている。前作のフロドは何か運命に追いたてられて旅を続けている感があったけど、このホビットのほうは、自分の意思で旅を続けている感が強いように感じられる。灰色のガンダルフはあいかわらずだし。さすがに物語自体の密度では指輪物語には勝てないけど、ドワーフたちも含めてなんともとぼけた味わいがあって、これはこれでよい。指輪物語と比べるのが間違っていると思う。
原作尊重のわりには、今回レゴラスがでてきたりなんだけど、彼がいると速いアクションシーンを作ることができたのでよかったのかな。さすがにドワーフたちだけでは単調な戦闘になりそうなので。
さて部屋には「ホビット―ゆきてかえりし物語 [第四版・注釈版]」ハードカバーが積んてあったのだが、どうもこの原書房版は翻訳の評判がよくないようだ。どうしようかなあ。
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