ジュリーニ・イン・アメリカというセットがすでに2種類出ていて、ロスアンジェルス・フィルのものとシカゴ交響楽団のものがあって、シカゴ交響楽団のものを持っていたいるのだが、他のジュリーニも聴きたくなっていた。ジュリーニのDGフルセットみたいなものも出ていたけど、さすがに高価なのとシカゴのものと丸被りするので謹んでおりました。そこへ、DGのウィーンの分が出るというので思わずアマゾンで予約してしまった。
ジュリーニ・イン・ウィーンは15CDのリ・パッケージ集。1970年代から91年までのウィーン交響楽団とウィーン・フィルとの録音で、 ブラームスの交響曲全部とブルックナーの7~9番が入っているのがうれしい。 また、詰め込んで曲をCDまたぎにする、ということをしていないのもうれしい。ブラームスの4曲に4枚使うのは最近のセットを考えるとすごい贅沢のように感じる。
- ブラームス:交響曲全集、悲劇的序曲
- ブラームス:ドイツ・レクィエム
- ブルックナー:交響曲第7番~第9番
- ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第3番、第5番 『皇帝』 ミケランジェリ(ピアノ)ウィーン交響楽団
- リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番 ラザール・ベルマン(ピアノ)ウィーン交響楽団
- アイネム:カンタータ『あとから生まれるひとびとに』op.42
特にシカゴ交響楽団とのものは作曲家の最後の交響曲シリーズがよい。マーラーの交響曲第9番はLPに始まって、これでCDも3つ目の購入ではなかろうか?凄いのはシューベルトの9番で、第1楽章あの遅めのテンポでレガートとはもう異世界ですが、そこから弾んだ4楽章まで、これは もうザ・ジュリーニ・ワールドのきわみでございます。一家に一枚、、、もとい1セットものだろうと思う。うーんロス・フィルのものも買うしかないかなあ。
シカゴとの同時期のもので、EMI録音のものがワーナーからセットで出ている。ベルリオーズの『ロメオとジュリエット』からの抜粋とブラームスの交響曲第4番が2枚のCDに跨った編集でちょっとなあ。。。でもこれも必要かなあ。。。
次に予約してしまいそうなのはこれ。CBS SONYの全録音がもうすぐ出ます。晩年の演奏がそろいそう。 もともと手がける曲の範囲が狭いから重なるんだけど、そこはそれ。ぽちっとな、しそうな予感。なおセット内容はこんな感じです。
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