5回目参加となるCalifornia Wine Trading主催のワイン会。
今回は有名どころのカリカベにシラーもあって享楽的。
☆ケンウッド スパークリング ユルパ NV
ハチミツ、リンゴの溌剌系スパークリング。
◇アロウホ SB アイズル 2005
ナパ旅行時にフレンチ・ランドリーで飲んだアロウホSB。
最初にロースト香、後にパッションフルーツ、メロン。
草木っぽさをあまり感じない、フルーティーなSB。
64%はSauvignon Musque、33%SB、3%ヴィオニエ。
Sauvignon MusqueはSBのクローンで、ラベル表示ではSB。
http://www.araujoestate.com/content/pages/products.html
◇オベール CH リッチー 2004
コルギンの元ワインメーカー、マーク・オベールのワイン。
リッチー畑は樹齢30年。Rameyも使っている。
白く濁った黄色(ノンフィルター?)、メロン、ヘーゼルナッツの香り。
ハチミツやトロピカルフルーツの香りも感じられ、かなり複雑。
ボディーはあるが、すっきり飲める。PP94-96。
◆オーヴァーチュア NV
オーパス・ワンのセカンド。ワイナリーでしか入手不可。
ガーネット色にチョコレート、スパイス、カシスの香り。
酸も感じられるが、オーパスと比べると明らかに甘い。
◆オーパス・ワン 2002
言わずと知れたムートンとモンダヴィのコラボワイン。
このVTはCS86%、Merlot6%、Malbec3%、CF3%、PV2%。
ガーネット色で、ブラックベリー、カシス、ハーブの香り。
まだ酸も立ち気味だが、バランスよくタンニンも滑らか。
http://www.opusonewinery.com/
◆コングスガード シラー 2002
シャルドネで有名なジョン・コングスガードのシラー。
カーネロスのLee Hudsonが持つ火山灰質の畑から。
ほとんど黒色で、ブラックベリー、プラム、インクの香り。
レーズンのような甘やかさ、チョコレートのニュアンス。
ボディは厚いが、飲みやすい(でも、量は飲めなさそう)。
◆アロウホ シラー アイズル 1999
94%はシラー、6%ヴィオニエ。
熟成感が出ていて、エッジがブラウン系。
こちらは赤ベリー系のニュアンスで、プラム、ロースト香も。
甘さは感じず、より上品な落ち着いた味わい。
左からオーパス・ワン、コングスガード、アロウホ。
《料理》
■メロンの冷製スープ
二層構造で、夕張メロンとハニーデューのピューレ。
上層部にはハニーデューと唐辛子、シラントロー。スパークリングと。
下層部には夕張と玉ねぎのアシ。アロウホSBと合わせて。
■冷やしサーモンのサラダ
トマトのドレッシングにフィッシュストックを4時間冷蔵。
NZ産サーモンに、赤ワインヴィネガー、きゅうり、赤玉ねぎ。
■カカオで煮込んだ豚のスペアリブ
カカオで8時間煮込み、スパイス、パプリカを加えて。
■ニンニク風味のポレンタ
下に敷いているのがポレンタ。3種類のマッシュルーム、
キャラメルオニオン、クリームチーズ、サワークリーム。
■ケッパーとオリーブが入ったスイートケーキ
チョコレートと唐辛子のケーキはアロウホに合わせて。