2006/10/28
◆ヴォルネ 1級ピチュール 1994 ビトゥーゼ・プリュール
以前にも飲んだ造り手。ピチュールは北方ポマール寄りの畑。
土の香り、梅昆布出汁、紅茶、リキュール。果実味はあまりない。
酸と渋みがあり、ややバランスが悪い。持続性もない。
これはやはり1994年というVTのゆえかも。
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◆ヴォルネ 1級ピチュール 1994 ビトゥーゼ・プリュール
以前にも飲んだ造り手。ピチュールは北方ポマール寄りの畑。
土の香り、梅昆布出汁、紅茶、リキュール。果実味はあまりない。
酸と渋みがあり、ややバランスが悪い。持続性もない。
これはやはり1994年というVTのゆえかも。
会社同僚と定例ワイン会@オゥレギューム。野菜素材料理がおいしい。
テーマは仏伊対決だが、肩入れできずに私はスペインワインを持参。
◇プラネタ CH 2004
同僚旅行土産。シチリア州の濃厚なシャルドネ。
最初に樽香(アリエ産のオーク樽で新樽50%らしい)。
パイナップル、白桃の香り。後味はナッツ。
圧倒的なアルコール感(14.5%)、重量感。やはり旨い。
◇コンドリュー ジャン・リュック・コロンボ 1997
ローヌの名手コロンボのコンドリュー。ヴィオニエ100%。
オイリーな足で、輝く黄色がまばゆいばかりだが。。。
残念ながらブショネ。軽度なのでこれはこれで楽しむ。
http://vinsjlcolombo.3it.com/
◆フィンカ・ラ・プラネタ 1996 パサナウ・ジェルマン
私の持ち込み。プリオラートのCS80%、ガルナッチャ20%。
濃いガーネットでまだエッジも若々しい。
プラム、チョコレート、ドライフィグの香り。シルキーな口あたり。
加州のメリタージュのような凝縮感、甘やかさあり。
◆クロ・フルテ 1997
サンテミリオングランクリュ特別B級。
メルロー80%、あとはCS、CF。
ガーネット色でエッジは透明。タンニンの渋さも残る。
赤黒相まった果実味だが、少し青臭さも感じる。
◆ペルゴル・トルテ モンテ・ヴェルティーネ 2001
「神の雫」第8巻裏表紙ワイン。サンジョベーゼ100%。
女性を描いたエチケットが特徴。2001年は個性的。
綺麗な酸と赤い果実味。開けるのはまだ少し早い。
食事は野菜を活かした料理。
海老芋のフリット。海老のしっぽに似ているらしい。
キッシュとスモークサーモン。彩りも鮮やか。
生ハムと野菜、イチジク。イチジクがアクセント。
黒トリュフのリゾット。好物なのを覚えててくれた。
新潟の黄金豚と野菜のロースト。
デザート。
◆ジュヴレ・シャンベルタン 2002 ラ・ジブリオット
大御所クロード・デュガの息子・娘のネゴシアン。
確かこの2002年がファースト・ヴィンテージ。
でもね。これはいただけない。味気ないです。
ルビー色で粘性も標準。香りは黒ベリー系。
酸が強く、渋みもあり、余韻も平たん。薄っぺらい。
2-3日目と飲んでみると多少飲みやすいがまだまだ。
これはshuzさんと同じ感想ですね。
http://sswine.blog17.fc2.com/blog-entry-396.html
購入価格4.580円(2004/4)。
◇ゲヴュルツトラミネール ヒューゲル 2002
某輸入商の社内販売でGETしたアルザス・ワイン。
濃い目の黄色に、花や熟した白系果実、スパイスの香り。
フレッシュ&フルーティーだが、しっかりした味わい。
http://www.hugel.com/jp/index_jp.html
購入価格1,333円(2006/10)。
会社同僚とラーゴロカンダ@表参道で仕事お疲れワイン会。
ここは一定金額以上の飲食代でワイン持ち込み無料。
◇デ・ボルトリ CH ヤラヴァレー 2003
お店からとった白ワインはノーブルワンで有名なボルトリ。
濃い目の黄色に、トロピカルな熟した果実味が特徴的。
完熟フルーツの旨味と濃厚な口あたりが素直においしい。
http://www.farmstone.com/catalog/winery.php?winery_id=5
◆シャンベルタン 1998 クロ・フランタン(アルベール・ビショー)
某輸入商の社内即売会に潜り込んでせしめたワイン。
クロ・フランタンはネゴス・ビショーのドメーヌ物。
特級にしては薄めのルビー。黒系ベリー、土、なめし革。
とにかく酸が強い。開けるのが若干早かったかとの思い。
されど特級特有のギュっと唇に絡みつくような凝縮感。
余韻もさすがに長く、1級畑との違いは感じられる。
「ナポレオンの飲んだシャンベルタン」との話もあるが如何に?
http://www.mercian.co.jp/wine/clos/history.html
購入価格6,476円(2006/10)。
《食事編》
マグロとアボカドのタルタルサラダ。
フランス産マグレ鴨のスモークと小玉ねぎのマリネ。
チーズのパングラタン。
ピザの名前忘れたけど美味。イチ押し。
パスタ。
デザート。
◆コスタ・デ・オロ PN サンタ・マリア・ヴァレー ゴールド・コースト 2003
ABCに勤めていたGary Burkがワインメーカー。
http://www.costadeorowinery.com/
ゴールド・コーストはBurk&Espinola家の自社畑。
濃いルビーに熟したチェリー、プルーン、ラズベリー。
甘みを感じるが甘ったるくはなく、酸が効いている。
葡萄ジュースに甘んじるを肯んぜず、かな。
購入価格2,470円(2006/1)。
☆アグラパール ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ テロワール N/V
今年からトーメンが引くようになったRMシャンパン。
1894年にアヴィズ村に設立、アグラパール家が運営。
アヴィズ、オジェ、オワリィ、クラマン(グラン・クリュ100%)のCH100%。
泡は最初はやや荒く、落ち着くと断続的に立ち上る。
レモン、リンゴ、洋梨、ブリオッシュの香りが心地よい。
味わいもまろやかでバランスよいが、中間部からフィニッシュが弱い。
購入価格3,990円(2006/9)。特別価格。
カリピノ会のオフ会ワイン会@のみ山に参加。
ALLカリフォルニアワインで至福の時。
☆Domain Carneros Brute Rose Frivolite's
ワイナリー限定販売とのこと。
◇Melville CH Estate Verna's 2004
リンゴ、洋梨、ハチミツ、ナッツ。余韻も長い。おいしい。
◆Cargasacchi PN Santa Rita Hills 2004
赤ベリー系、チェリー。酸がまろやかでエレガント。旨い。
◆Melville PN Estate Verna's 2004
濃いルビー、いちじく、イチゴジャム。アルコール15.3%!
◆Redcar Amour Fou RRV PN Chapter Three 2004
赤い果実。酸が弱め。還元臭が消えないとの声も。
◆Brogan Cellars Zinfandel Mendocino County 2003
プラム、ハーブ、スパイス。洗練された甘さ。
◆Burrell School Santa Cruz Mountain Merlot Naumann Ranch 1999
チョコ、コーヒー。酸も結構あり。ほどよい甘さ。
◆Silver Itre Figli 2001
◆Paul Hobbs CS Napa Valley 2002
メルヴィルのシャルドネ、カリヤザキのピノが心に残る。
ブローガンのジンファンデルは上品な印象。旨い。
メルヴィル、レッドカーのピノはやや凝縮感が不足かな。
料理は和食テイストでやさしい味わい。
苦手なものは避けて調理するなどの心配りも有難い。
刺身、ビシソワーズ。
イチジクのクリームチーズ、胡麻和え。
鴨とルッコラ(千葉産)。バルサミコソースで。
きのこと挽肉のマッケロンチーニ。
マッシュルーム、マツタケ!、エリンギ、しめじ、
しいたけ、トリュフオイル。
牛テールと粒マスタード、赤ワイン煮。
◆ポマール 1級グラン・ゼプノ 1996 ミッシェル・ゴヌー
MyPが最近飲んだということで手持ちを飲んでみた。
濃いめのルビー、エッジに少し透明感ある程度。
熟したベリー、ドライフィグの香り。時間経過後、錆びた鉄。
酸がまだ活性化状態で溌剌とした印象あり。
タンニンはこなれて滑らか。MyPの印象と被るかも。
購入価格4,980円(2003/12)。
◇グロセット リースリング ポーリッシュヒル 2001
8月にも飲んだ豪州、クレア・ヴァレーのリースリング。
微発泡。これはスクリューキャップのせいか?
酸とミネラル、白い花・果実にペトロール香。
甘やかさはなく硬い印象のリースリング。
購入価格1,615円(2006/7)。セール価格。
◇テルモ・ロドリゲス バサ 2005
カスティーリャ・イ・レオン州ルエダの白ワイン。
ベルデホ80%、ヴィウラ15%、SB5%。
緑がかった薄い黄色。レモン、グレープフルーツの香り。
フレッシュ&フルーティーな味わい。
苦味もあまりなく、ぐびっといけるワイン。夏向き。
購入価格1,059円(2006/5)。セット価格。
◇マコン・ヴィラージュ キュヴェ・トラディション 2002 ドメーヌ・ボングラン
7月、8月と続けて飲んだジャン・テヴネのマコン。
ミネラル、リンゴがさらに強く、その後でとろとろフルーツ。
アフターに少し苦味もあるが、普通においしいワイン。
購入価格2,490円(2006/7)。
◇ニュートン CH アンフィルタード 2003
インポーターが変わり、安くなったPP95点ワイン。
1977年にスプリング・マウンテンに設立。
パッションフルーツ、白桃の香り。後口はナッティー。
口当たりは濃厚だが、中間部は思いの外スッキリ。
アルコール感があり(14.5%)、和食とは合いにくいかも。
http://www.newtonvineyard.com/
購入価格3,980円(2006/3)。
◆シャトー・ラ・クロット 1971
某店の福袋に入っていたボルドー古酒。
サンテミリオン特別級(Grand Cru Classe、現在46)。
パーカーによれば70-80年代はムエックスと排他契約あり。
今はドゥノンクールがみているらしいが、こちらは70年代だし。
ルビー色に近く、エッジも茶色。まずは醤油、出汁優勢。
徐々に熟した果実、フルーツコンポートの芳しい香り。
果実味が残るのはメルローの力?(畑はメルロー80%)。
味わいも滑らか。このくらいになると品種は関係ないか。
購入価格3,957円(2006/1)。