ショスタコーヴィッチ―交響詩「十月革命」

| コメント(0) | トラックバック(0)

classic-0007-01.jpg

わざわざカテゴリに載せたので、ショスタコーヴィチは当然これから何曲か書くと思うのですが、最初は有名曲をすっ飛ばして十月革命にしちゃう。

ショスタコーヴィチというと交響曲第5番が有名でその他には第1番、第7番、第10番あたりが有名な気がするけど、わたしゃ第11番、第12番が好きなのだ。いや10番も好きだけど。一般には内容なしみたいに書かれたりするけど、管弦楽法的には盛り上げ方がうますぎる。けど、ちょっと全体のバランスが悪いのも確か。交響詩「十月革命」は単一楽章12分~13分で最高にまとまっている、ショスタコ丼があるとしたらこの曲でしょう(交響曲は小皿も付いた定食かコースである)。

ショスタコーヴィチの交響詩「十月革命」は十月革命50周年として書かれたということで、機会音楽の色物のように思われているようだが、ショスタコーヴィチの交響的アレグロ作品としては交響曲第12番の第一楽章とともに優れたもであると思う。交響曲第2番が「十月革命に捧ぐ」なのでタイトルでも損しているかな。単一楽章12分~13分程度という事で、どちらかというとクラシックよりもロックテイストかもしれない。第一主題にティンパニの分断されたリズムが入る部分や、第二主題の伴奏での弦のピッツィカートの入れ方、木管から弦へのオスティナートの入れ方など、かっちょよくて涙がちょちょぎれます。ショスタコーヴィチの管弦楽法の業師ぶりが一番まとまって聴けるんじゃないかな。

classic-0007-01.jpg

ヤルヴィ父の演奏から入ったので、やはりこの演奏が好きだ。推進力というかリズムのグルーブ感のよさは、打楽器奏者出身ということもあるのかな。ちなみに初出のときは交響曲第15番とカップリングされているが、その後廉価盤2枚組で第11番、第12番他との組み合わせで出ていてそちらの方がお買い得かもしれない。第12番も含めてヤルヴィ父の傑作だと思う。

classic-0007-02.jpg classic-0007-03.jpg

広上淳一指揮のものとアシュケナージ指揮のものもあって、曲を聴く分にはなんら問題ないんだけど、どれも手に入り難そうだ。ナクソス盤の聴いたことはないんだけどジェラード・シュワルツ指揮 シアトル交響楽団のものが手に入りやすいのかもしれない。シュワルツの演奏はホヴァネスもので多く聴いたんだけど、ショスタコーヴィチでどうなのかは気になるなあ。

手元のCD

  • ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団
  • 広上淳一指揮 ノールショッピング交響楽団
  • アシュケナージ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ns.concordia.to/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/901

コメントする

このブログ記事について

このページは、なおきが2011年12月10日 21:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「フランク―前奏曲、コラールとフーガ」です。

次のブログ記事は「ストラヴィンスキー―結婚」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。