ビゼー―交響曲第1番

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ビゼーは「アルルの女」や「カルメン」といった歌劇からの組曲が有名だけど、考えてみると、それらのCDは持っていない。。。好きなのは交響曲第1番で、私の中の3大かわゆい交響曲のひとつ。

この交響曲第1番はビゼー17才のときの習作のつもりの作品らしい。。。うーん、やらはる。1楽章がかわいすぎる愛玩的楽章。2,3楽章はもう気分はオーボエ協奏曲。4楽章がこれまた楽しすぎる。といっても手元にこのCDしか持っていないんだけど。このオーケストラ・アンサンブル金沢のものは室内楽的編成がよいのと、値段が最初から1500円という、良い企画だったと思うんだけどきっと売れてないんだろうなあ。。。あ、ライブなので拍手も入っています。でも聴いていると、もっとあちらの世界にいっちゃった演奏も欲しくなってきた。ヤルヴィあたりかな。

で、交響曲第1番だから2番、3番があるかというとあったのだが、作者自身が破棄したらしい。うーん、もったいないなあ。まあこの曲も1855年に作曲されてから埋もれたままで、発見されて初演されたのは1935年のことだしね。この曲が残っていただけでも幸せなのかもしれない。

手元のCD

  • ヴァレーズ指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢

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このページは、なおきが2012年5月 8日 21:25に書いたブログ記事です。

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