北本自然観察公園帰りにウニクス南古谷によって昼食を食べたらちょうど良い時間だったので、ついでに十三人の刺客を観てきた。
北本自然観察公園に昼ごろついてぶらっと一回りするが、鳥の撮影に関してはまだまだつらい環境である。それでも緑の中を歩いて気持ちの良い季節になってきた。今年の夏は暑すぎたからねえ。で、254バイパスで帰ってくる途中で昼食にウニクス南古谷に寄ったのだが、ちょうど良い時間だったので映画もついでに観てきた。
なかなか本格的な時代劇でありました。前半ずっと暗いし、なんか悲惨だしつらいのだが、その分後半の宿場町で爆発、という感じである。各役者は有名どころなので言うこともないのだが、吾郎ちゃんは悪役をなかなか良くやっていたと思う。なんかクールに理屈を極めるとこうなっちゃうところが怖い。それは多分封建制度だけではなく共産主義や民主主義、すべてで成立することなのだ。結局上に立つ人間が悪であればどのような制度であろうと悲惨な結果にしかならないのだが、はてでは本当の悪とは何かというと、それはそれで決められないのだ。人間はベータ型の開発なのね。
それはさておき、突っ込みどころは満載ではあるが(あんなに爆薬があるならもっと倒しちゃえば、とか、金があるならもっと傭兵雇えよ、とか)、映画だし時代劇の様式美を作るにはこうでないといけないのだろう。刀をたくさん使うリアリズムとシナリオ・脚本の突っ込みどころは別物で楽しむと良い。
コメントする