この際積んであったカーも順番に処理しますか。。。と「パンチとジュディ」を取り上げたら、設定が「一角獣の殺人」の続きのようなので、こちらから読むことにした。が、最初に注力して入り込めなかったせいか、なんだか最後まで読むのが面倒なまま終わってしまった。
スパイとロマンスと冒険と。。。というかなんつうか、無理。ファースなものも好きだけどこれは入れなかったなあ。怪盗フラマンドってフランボウのオマージュなのかもしれないが、もうありえないを超えちゃってるのでいくら冗談小説としても楽しめなかったなあ。そもそも一角獣に関する話はどれもこじつけすぎで何もかもだめな気がする。こういうロマンチックものもマザーグースものもやはりクリスティのほうが上だと思う。
また、元の文章も悪いんだろうけど、翻訳でも「あなたが、彼が、、、」と誰が何をしているのか良くわからん部分があり、ただでさえ誰がどうなっているのかわかりにくい話なのだから、超訳のつもりで代名詞の一部を名前に変えたらよかったのに、とも思った。
というわけでまだカーは積んであるのだが、ちょっと間をおこう。
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