ポール・サイモン、ケイト・ブッシュとも5、6年ぶりの新譜だけど、まあこの2人は見ずに(いや聴かずに?)買うことになっているので仕方ないです。5年に一回のお祭りみたいなもんで。
ポール・サイモンの新譜は「So Beautiful Or So What」 で、一時のアフリカやブラジルのリズムに比べるとすっきりした気がする。とはいっても、ラテン、レゲエ、アフリカン、ボサ・ノヴァ、クラシック、エレクトロといった要素もあるんだけど、まずソロギターが基本なのかなあ、という感じ。ま、どこから切ってもポール・サイモン節なので、批評になってねーです。
リンクは邦盤にしていますが、私は輸入盤でDVDつきにしました。邦盤はボーナストラックつきですが、DVDも観たかったので。でもDVDの3トラックのうち2つはWebサイトで見ることができるようだし、もうひとつは邦盤のボーナストラックになっている(DVDでも画像はアルバムジャケット写真のままなので音源のみと思ってよい)ので、邦盤でも良かったかなあと反省中。特に彼の詩は無知な私には英語で読んでもわからんこともあるので。でも出てるのが目に付いちゃったんですよね。
DVDで説明する彼は確かに年老いた感じだけど(70歳前なんだっけ?)、唄のほうは唄いかたもあるのかあんまり変わらんです。
ケイト・ブッシュの「Director's Cut」のほうは、かつての「Sensual World」「Red Shoes」から選曲して新たに録音部分も加えて編集した、 Director's Cutそのものです。ヴォーカルとリズムトラックはほぼ録音し直しているんだろうし、歌詞も一部変えたり、現在の彼女の心境に合わせたものになっているようです。特に「Red Shoes」の荒々しさは減っているみたい。もっともあれはあれでよかった部分もあるんだけど。
で、3枚組のセットのほうは「THE SENSUAL WORLD」「THE RED SHOES(REMASTERED)」のCDがついています。うーん、どっちも持っているけど、リマスターにひかれてしまった。これに関しては彼女の説明が入っていて、「THE RED SHOES」は当時使っていたデジタル機材のせいで a little edgy であると。で、1/2 アナログテープでのバックアップミックスを用いたとか。 確かに前作の「Airial」で落ち着いた感じだったしね。また彼女のレーベルらしいんだけど、ジャケットや中の写真やデザインがすばらしく良いので3枚組でも良いのではないかな。そもそも買う時点で信者っぽいし。
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