風邪をひいて遅めにおきたら王様のブランチの映画コーナーで紹介されていて観たくなった。
映画館での予告は何度もみたんだけど、サスペンスなのか何なのかよくわからなかったので、観るつもりはなかったんだけど、王様のブランチでシナリオがいろいろと。。。とあったので興味がわいた。ディックみたいなもんかとも思っていたけど、うーん、おもしろいじゃないか。そのほかの要素を減らしてサスペンスに徹しているのが気持ちよい。また予告ではなかったカーチェイスのシーンとか、そうか予告が一番のシーン集ではなかったんだと当たり前のことを思い出したぜ。
もちろん映画であるから、サスペンスの他にもロマンス的なシーンはあるのだが、冒頭のタクシーでの事故が怪しさ満点なのも含めてうまく「フェイク」に使っているのが心地よい。やられたです。後で考えると良くある設定のようだけど、うまい演出されたと思う。またサスペンスにこだわり、変にホラーみたいな演出をしていないのもグッドです。また最後の怒涛の展開に加えて爆弾の処理など、クールな設計でよかった。普通の展開なら主人公が、というところ。 ただ、この設定だと主人公はドイツ語はわかるだろうと思うのだが。。。
主人公のリーアム・ニーソンは「特攻野郎Aチーム」の大佐だったんだな。タクシー運転手のジーナ役のダイアン・クルーガーも「ミスター・ノーバディ」に出ていたんですね。でも好きなのは旧東ドイツ秘密警察・シュタージュで探偵?のユルゲンのブルーノ・ガンツかも。渋すぎる。しかし扱いも渋い。。。
というわけで、本物のサスペンス映画です。雪のベルリンが渋すぎます。
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