テンペスト

新宿の武蔵野館でしかかかっていないので、昼頃に新宿へ。しばらくアレルギー性の気管支炎で電車で出歩く気力はなかったんだけど、やっと出歩く気力もでてきた。で、久々にゴーゴーカレーへ、と思ったら、伊勢丹裏の店は「あきばカレー工場」に変わっていた。。。内容はほとんど同じなのですが。つうか、あきば？金沢カレーそのものですが、まあ枝分かれはチャンピオンとゴーゴーカレーみたいなもんかと。

で、「テンペスト」ですが、シェークスピアの有名な劇をヘレン・ミレン主演で映画化です。うーん、微妙。いや、ヘレン・ミレンはすごく良いのだが、どうも演出がいまひとつかな。エアリエルとか魔法のイマジネーション・表現がいまひとつのような気がする。最後もプロスペラの諦念みたいなものが表現し切れていないような、結局劇のリズムそのままなので映画だとたるいんだよな。舞台だと良くても、それをそのまま映画にしてもどうもリズムがよくないです。 で、うーんとうなった後監督を見るとジュリー・テイモアは「タイタス」の監督か、そうか。。。かつてDVDで買って見て、うーん？とうなったやつじゃないか。なんちゅうか様式美というか、けれんがないんだよね。 内容がまともじゃない劇なんだからもっとけれんがないといかんのであった。

武蔵野館は結構客が多い。。。と思ったら、今日はレディスデイのせいかオバサマが多いのであった。

つうわけで、そういえばグリーナウェイの「プロスペローの本」を見直したくなったけど、なんとDVDで出ていないのね。LDは引越しで捨てちゃったしなあ。。。ないとなると見たくなる。他にデレク・ジャーマンの「テンペスト」のDVDも買ったままになっている気がするので今度見てみよう。