コクリコ坂から

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考えてみるとジブリ作品を映画館で観るのは初めてである。

一人では観ることはないかもしれないけど、友人と鑑賞。女性陣はそれなりに満足らしい。個人的にはどうも学生の活動が古臭くて、しかもああいうアジテーションは大嫌いなのでそのぶん減点。まあ60代には懐かしいかもしれない。良いところも多いのだけど、細かいつながりや設定が気になってしまう。こういうところはSFアクションとかと違うところで、身近なリアリティの積み重ねのためには設定の細部が必要だと思う。

最後の学校から駆け出すシーンでは自転車も使っていなかったり、もう少し行動を突き詰めて欲しいなあ。。。また言葉もわからないことが多い。家のあるところがコクリコ坂なのかどうかもわからんし。。。メルって呼ばれているし。。。そういうのは北斗さんの送別会の後のシーンの会話とかで入れられると思うけどなあ。あと、演出上おばあちゃんを最初だけに出すのはどんなもんだろうか。設定の説明だけになってるんだよなあ。。。ほかに、あともう少しだけこの後を続ければ、と思うシーンがいくつかあってもったいなかった。 結局ほかに部活部屋を作るので喜ぶのはなんなのかよくわからなかった。カルチェラタンで行ってこそ意味があると言っていたのではないのか?頭に???が浮かぶのです。

で、原作を読んで少しわかったけど(例えばメルは、海という名前のフランス語読みのラ・メールのつまったものとか)、キャラクタの性格とかはまったく変わっているのね。少女マンガの女の子から男性視線で見た理想の女の子かもしれない。ま、それはそれでも良いのですが。

「さよならの夏」の手嶌葵さんはよかったので、最後だけでなくもう最初にも使えばよかったのにと思ったです。

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このページは、なおきが2011年7月25日 00:31に書いたブログ記事です。

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