急に観たくなって観てきた。今日は映画の日だった。
原田芳雄さんの遺作となってしまったのだが、とにかく観て笑ってあげるのが良いと思った。岸部一徳さんとのやりとりが絶妙である。結局人生なんだかんだあるんだけど、まあ明るくやってくしかねえや、と感じられればよいのだろう。阪本順治監督の脚本やカメラワークもこれぞ日本映画という感じでちょっとうれしかった。
筋だけを考えるならリニアの話がほったらかしだったり気になる人がいるかもしれないけど、そんなのはほっといて、佐藤浩市と松たか子の笑いと、原田芳雄、大楠道代、岸部一徳の三人の笑いで締めたところが、ええなあ、という気持ちである。よかった。
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