行こうと思っていた劇場では来週までなので、日曜の夕方ではあるけど観にいってまいりました。
どうも公開劇場数が少なく、都心でもこちらから観ると行くのに不便なので、埼玉県の劇場に。。。とみたらMOVIX三郷でしかやってないざんすよ。外環の下をちんたら走って行ってきました。日曜日の夕方ということで子供連れが多かったけど、さすがに新少林寺を子供連れで見る人はいなかったのう。つうかそもそもPG12か。
で、軍閥の長が裏切られたり娘を死なせたりで、少林寺で自己と命の尊さを見つめなおすというよくありそうなお話ではありますが、アンディー・ラウが熱演ですな。無理に笑いを入れることなく、泣きのドラマで押し切った感じです。もちろんアクションや少林寺が破壊されていくシーンなどの迫力もありまくりです。敵役のニコラス・ツェーは「孫文の義士団」ではコミカルっぽい役でしたが、こちらは元上司への愛憎入り混じった敵役をよく演じていましたね。アクションもあるけど良い役者やな。ジャッキー・チェンが寺のまかないの料理人というただ一人のお笑い系の役でしたが、出すぎずにうまく演じていたなあ。これなら「1911」も観にいってもよいかな。
アンディ・ラウの奥さん役のファン・ビンビンが水に沈められたときは、また墨攻かいな、とも思ったが違ってよかった。この二人の別れのときのシーンが時間軸を換えて最後に映るんだけど、よくある演出でありながらこういう小技はその度ごとに毎回やられる。最後のタイトルロールは静かに少林寺と演舞のシーンでおさえるあたりが監督のベニー・チャンもやらはる。
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