さて、何故昔に文月今日子を読んだのかがよくわからない。妹たちが買ったことはないようなので、中学時代の友人の家で彼の妹のものを読んだのか?記憶が。。。確かにその頃の別フレの内容をみても全然覚えていないので、単行本だったのかもしれない。その頃の別フレは里中満智子や大和和紀も書いているので、雑誌で読んだらこのあたりを忘れるはずないしねえ。
で、記憶はよみがえらないけど、文月今日子が刷り込まれた、というか当時結局自分で買っていたことは確かで、「さとう菓子の家」と「エトルリアの剣」を単行本で、銀杏物語はなんか総集編的な本だった気がする。気になってからどうしようか考えていたんだけど、結局中古で買ってしまった。ネットは便利である。もちろん少しでも作者に戻る事を考えると、新刊であればそちらで買うんだけど、もうないよ。コミックパークとかの1冊から復刊ってどんななんだろ。
で、「銀杏物語」はちいちゃんたちがけなげでかわゆすぎる。この漫画が描かれてから30年以上たっているんだけど、いまだとより感動的かも。私の実家付近も今でこそ太い道路と大学移転などで大発展してしまったのだが、転向してきた頃の小学校はプールもない本当にぼろぼろの木造で、学年毎に1クラスだったのだ。そのあたりに一部投影しているかもしれんが、それを差し引いても、名作ですなあ。購入したのは後の自選傑作集で「春夏秋冬」「愛ちゃんの春一番」「夏の賦」「白き森の地に」「ミシェルおじさんの初恋」も入っていた。「ミシェルおじさんの初恋」は後の「さとう菓子の家」の単行本にも入っているので覚えていたが、他はあまり読んだ記憶がない。「春夏秋冬」はなぜか少し記憶があるなあ。。。何故?
他には「さとう菓子の家」が好きだった。エルシーがかわゆすぎる。この頃のタッチが一番好きだ。というかピンポイントでこの頃だけかもしれない。「くらしき物語」あたりまでくると顔のデッサンがずいぶん違う。「エトルリアの剣」は原作が名木田恵子さんで、キャンディキャンディの原作者だったりもするのね。ただドラマチックだけど、悲劇的に終わるのはなんだか文月今日子らしくない。みんないい人、が基本だよね。
私が本を持っていました。でも最初は姉ちゃんからかも?さとう菓子の家やリトルリアの剣、めっちゃ懐かしい!!大好きな本でした。
いや、それは私のものをおいていったんだねえ。。。
そうそう、私も「エトルリアの剣」と「さとう菓子の家」を見た瞬間、「それはうちにあったぞ!」と思ったよ。ちづさんの本棚にあったと思う。
ちょっと調べてみたんだけど、これらの作品が掲載されていた1975年あたりの別冊少女フレンド、やはり買っていないようです。掲載されていた作品の一覧を見たんだけど、全く知らないものばかり。
ちなみにこの2冊、ストーリーは全く思い出せませんわ。