ダークナイト ライジング

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というわけで「ダークナイト ライジング」を観てきた。明日公開だけど、本日は先行上映、、、つうか今日公開でいいじゃん。

上映時間は165分あるのですが、ノーラン監督の場合一瞬も気を抜けないので、トイレを済ませて飲み物もって少し胃の中にも食べ物を入れていきましょう。しかしおかげで時間単価は日本のショウモない映画より安いぞ。

で、前段で書いたとおり、一応念のためと思って「バットマン ビギンズ」(すみませんビギニングじゃなかった)と「ダークナイト」観てからいったんだけど、観ていって良かった。 ストーリー的にけっこうビギンズとつながりが強くて、観直していないと関係がわからなくなりそうだった。「ダークナイト」とのつながりはハービー・デント関連で、これは想定内でした。ジョーカー関連はまったくなかった。ヒース・レジャーが死んでしまったこともあるけど、仮に彼が生きていてもジョーカーは今回の話には入れ難いだろうなと思う。今回はベインが敵役なんだけど、ベインの思想とジョーカーの思想もまた位相が違うので。そういう意味では、バットマンの思想とベインの思想も正反対ながらも、生真面目さという位相では一致するので、そのあたりが前作「ダークナイト」の一線を越えた不気味さは出ないんだよね。その一線の越え方は偏にジョーカーのすべてを弄ぶ気質によるものだと思う。

そうはいっても、作品としては最初から最後まで強力な緊張感を失うことなく進行します。ノーラン監督のカット割りは異常にすごいな。クリスチャン・ベールはもちろんしぶいけど、アン・ハサウェイもキャットウーマンよくやっていたと思う。役柄上登場時間の割には素顔のシーンが少なくすこしもったいないな。その他にベイン役のトム・ハーディをはじめ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レビットら「インセプション」のキャストも登場する。 この役者まで使っておきながらこの程度の、、、と思っていたらやはり一筋縄ではいかなかった。

最後は、「インセプション」のように曖昧に終わらせることもできたと思うけど、けりをつけるためかしっかり描いていたのはよかったと思う。アルフレッドさんよかったね。伝説が終わった。

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朝日新聞のコラムに映画の紹介記事があるんだけど、これがネタバレありまくりでひどい。探偵小説の犯人は××です、と書いてるようなもんではないか。普通、個人が書くブログでも、以下はネタバレがありますので読みたい人だけとか書くだろうという内容です。あぜん。。。。もちろん書いた本人はそれ以外に見所があるからと思っているのだろうけど、監督やスタッフがわざわざ隠していたところを書いて、どや顔されるのはたまらんなあ。でも書いた本人には何がいけないのかわからんのだろうなあ。

筆者の小原篤とはだれぞやと思ってみると朝日新聞の名古屋報道センター文化グループ担当部長。。。なんつうか恥知らずというか、これでは観ようかなと思った映画の朝日新聞の評なんか読めないし、小説の書評だって読めない。

メディアのレベル低下はテレビを見ていればあきらかではあるけれど、新聞もモラル低下がそれ以上にひどいのかもしれん。

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