ロング・ハロウィーン

| コメント(0) | トラックバック(0)

book-batman-LH1.jpg book-batman-LH2.jpg

映画の「ダークナイト ライジング」を観るための予習として「バットマン ビギニング」と「ダークナイト」をBDで観直したら、そういえば「ロングハロウィーン」を積みっぱなしだったことを思い出して読んだらおもしろかった。

「ダークナイト」というのは前にも載せたけど(SF,ファンタジーのカテゴリーで)、バットマンのコミックとしては出版されているのですが、映画「ダークナイト」の原作としてはこちらの「ロング・ハロウィーン」の方が適切だろう。影響は明らかで、ハービー・デントがトゥーフェースに堕ちていく主題とともに、ハービー・デント、ジェームズ・ゴードン、バットマンが夜の屋上で語り合うシーンを始め、札束を燃やすシーンなど映像的にもいろいろと影響受けているみたい。

映画はジョーカー主役ですが、こちらの方ではマフィアの首領であるファルコーネ一家と連続殺人犯ホリディをめぐる物語になります。ハービー・デントがトゥーフェースに堕ちていくのが印象的なのとミステリ仕立てで、ホリディは誰なのか、の最後のどんでん返しが悲しく光る。コミック単独でも大傑作なんですね(もともと90年代の傑作といわれている)。

フィルムノワール的な影の多い画像もかっこよすぎる。脇敵役ではジョーカーやスケアクロウ、ポイゾン・アビー、リドラーなども出てくるのが楽しい。そう、キャットウーマンもたくさん出てきます。「ダークナイト ライジング」ではアン・ハサウェイだなあ。

うーん、続編の「ダーク・ビクトリー」も欲しくなってきた。。。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ns.concordia.to/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/1114

コメントする

2012年11月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

このブログ記事について

このページは、なおきが2012年7月27日 12:12に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「猫ノ眼時計」です。

次のブログ記事は「ダークナイト ライジング」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。