猫ノ眼時計

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うーん、ハードカバーは我慢しようかと思っていたけど、目の前で見たらやはり買って読んでしまった。「さよなら猿渡」って書かれるとついつい。

前の「ピカルディの薔薇」よりはこちらの方が好みだった。やはり猿渡が悲惨な事にならないとおもしろく感じないらしい。前作はどうも醒めた展開が多かった気がする。

日高川はまだ今ひとつだけど、玉響はなんか泣ける。女医も含めて周りの人が認めているのが、泣ける。城と山羊は長編なんだけど、アイダベル再登場でやりとりがおもしろい。続のほうは最初からの構想なんだけど、終わりの点対称はあんまりおもしろくなかったなあ。考え落ちだからか、遊離子のイメージがわかないからなのかもしれない。

で、これで本当に終わりなんだろうか。問題なく続きそうなんだけど。。。

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このページは、なおきが2012年7月21日 19:01に書いたブログ記事です。

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