ストルガツキー追悼

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ストルガツキー兄弟の弟であるボリス・ストルガツキー氏が11月19日に亡くなられたらしい。兄のアルカージィさんは1991年に亡くなられていたのだが。私はSFものではないのだが、ストルガツキーはなぜか好きで、お世話になったのであります。追悼。

ストルガツキーだけではなく、「ナイト・ウォッチ」みたいななんちゅうかロシアっぽい変な展開が好きだ。ストルガツキーのSFは安定調和的なところが欠けていて、SFと幻想文学の狭間にあってどちらからも入り難いかもしれないところがあると思う。でもその狭間のところが好きなのだ。

結構本は買ったので、この際以下に整理してみたら、読んではいるんだけど、どれも覚えていない。これはあんまりだと思うので、そろそろ再読しようかと思う。なんかおもしろさのわからなかったものもあるんだけど、今なら昔よりは楽しめるんじゃないかなと思う。

群像社出版

みにくい白鳥

既読。いつも雨が降っているって設定だったが展開をもう忘れたなあ。

願望機

ストーカーの映画のぼつシナリオらしいけど、そういえば購入していない。しまった。

月曜日は土曜日に始まる

既読。魔法研究所の話なんだけどストルガツキーにしては読みやすい。もう一度読まなくては。

世界終末十億年前

既読。なんか起っているんだけど、よくわからなくて怪しいのが素敵であった。

トロイカ物語

既読。「月曜日は土曜日に始まる」の続編だが、2バージョンあって結構展開が違う。

そろそろ登れカタツムリ

既読。この小説は〈カンジート〉が主人公の部分と〈ペーレツ〉が主人公の部分から成り立っているが、つながりがあるのかないのかよくわからなかった。

モスクワ妄想倶楽部

既読。原題は「びっこな運命」。読んだはずだけど、全く覚えていない。

地獄から来た青年

未読。積んである。

滅びの都

未読。積んである。

早川書房出版

ストーカー(路傍のピクニック)

未読。探したら二冊持っていた。タルコフスキーの映画で満足していつか読もうと思ったままなんだと思う。

収容所惑星

既読。でもハードカバーなんですよ。文庫本のほうでそろえたい。

蟻塚の中のかぶと虫

既読。でも展開は覚えていない。

波が風を消す

既読。同じく展開は覚えていない。

神様はつらい

持っていない。入手は難しそう。

幽霊殺人

持っていない。入手は難しそう。

大光社出版

ラドガ壊滅 入手はしているんですが積んであります。


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このページは、なおきが2012年11月22日 21:55に書いたブログ記事です。

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