ブラームス交響曲第1番

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久しぶりにクラシックのCDを買った。ダウスゴー指揮のものはやはり気になる。クラシックCDの紹介はこちらのサイトで書いていたりするのだけれど、そちらは新譜というよりも好きな曲の中の好きな演奏中心で書いているので、新譜はこちらにしておく。

ブラームスの交響曲第1番というとベートーヴェンの第10番とも言われたりするけれど、自分としてはロマンというか男の涙というか漢の世界というか、単純に第10番という気にはならんのですが。。。

で、私はダウスゴーという指揮者が好きで、新譜は基本的に買いたい方針である。ただ、室内楽団での演奏は気持ちの良いもののすっきりしすぎるきらいもあるので、曲にもよるのであるけれども。さて、今回のCDではあるが、やはり出だしから颯爽と速い。ただ、しかし単純に古典的な演奏かというと、テンポの扱いもあって、けっこう好きな演奏だった。特に4楽章は今までになくておもしろかった。ベートーヴェンの続きといっても第10番というのは9番の次みたいなイメージが多かったけれど(確かに4楽章の主題も少し似ているし)、この演奏では偶数交響曲の続きのようなおもしろさで、そういうのは初めての感覚だった。

ただブラームスの第1番といったときにこの演奏を第1番に押すかというとそうでもないけれど、ぜひ手元に置いておきたいものである。ヤルヴィ/カンマーフィルあたりで演奏されると似た感じになるのかもね。

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このページは、なおきが2013年8月 4日 16:04に書いたブログ記事です。

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