続きを読む: 休憩―DG作曲家をコラージュする
2012年9月アーカイブ
ジュゼッペ・マルトゥッチは19世紀後半のイタリアの作曲家ですが、オペラ全盛のイタリアにあって交響曲や協奏曲とか絶対音楽(・・・お金にならない)の作曲に取りくんだ珍しい人です。かといってワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」をイタリアで初演の指揮をしたりしているわけですが。
続きを読む: マルトゥッチ―ノットゥルノ
アラン・ホヴァネスはアメリカ人だけれどもアルメニア系の血をひいていて、最初は純粋にヨーロッパ音楽の技法で書いていたけれども、バーンスタインやコープランドに批判されて、ルーツのアルメニア音楽や東洋音楽の要素を研究して取り入れています。なんつうかクラシックではなく通俗音楽に分類されたりもして、確かになんかどれを聴いても金太郎飴っぽいのですが、はまると時々おいしい。
続きを読む: ホヴァネス―交響曲第50番「セント・へレンズ火山」
今まで作曲家名は姓だけで書いてきたのだが、ルー・ハリソンに関しては自分の中でどうもハリソンだけでは収まりが悪いので、フルで書いてみる。ホヴァネスはそんな事はないんだけど。で、アメリカン・ガムランでございます。
続きを読む: ルー・ハリソン―ピアノ協奏曲