サー・マルコム・アーノルドはイギリスの作曲家で、2006年没であるから、ほぼ同時代の作曲家です。しかしゲンダイオンガクの方には向かわず、9曲の交響曲を含め、「戦場にかける橋」の映画音楽担当としての方が有名かも。
続きを読む: アーノルド―舞曲集
サー・マルコム・アーノルドはイギリスの作曲家で、2006年没であるから、ほぼ同時代の作曲家です。しかしゲンダイオンガクの方には向かわず、9曲の交響曲を含め、「戦場にかける橋」の映画音楽担当としての方が有名かも。
ベートーヴェン以来、交響曲の第5番といえばまさにそれぞれエース級、なんだけど中には心に優しい5番もあります。レイフ・ヴォーン=ウィリアムズも9曲の交響曲を書いたけど、戦争への不安が高まる1938年からドイツ空軍による空襲が続く1943年にかけて作曲されたこの曲は人間の持つ平和への可能性への祈りを感じる。
ホルストといえば「惑星」一色で、確かにホルストの作品の中では聴きやすいんだけど、「どこまでも馬鹿な男」を取り上げたのはスコアを持っているからで。結構聴きやすくて通俗的で良いと思うんだけど、そんなには人気ないね。