というわけで、私はシューマンの交響曲好きなので、ファビオ・ルイージ/ウィーン交響楽団のシューマン交響曲全集を買った。まあそろそろ新譜を購入する必要もないが、そこは気分転換である。
全体的に細かく表情がつけられている。同じく細かく表情がつけられていてもラトルは結構嫌いなのに、ルイージはそうでもない。大好きだと言い切れないのは、時に気に入らない表現もあるからなのだが。。。特に交響曲第3番「ライン」は初めてこれすんげーおもしれー、と思ったのであった。バーンスタインとかの演奏も良いのだが、この曲でここまで細かく表情付けしたのをあまり聴いたことがないからかもしれない。お気に入りのスクロヴァチェフスキやダウスゴーでも、あんまり感じなかったのよね。もちろん他の曲も良い演奏だと思う。あると思います。
というわけで、全集としてはあってもよいかなと思うのだが、残念なのは SACD でないこと。ルイージでも R.Struss 集は SACD で進められているので、ちと悲しい。(もちろん演奏団体も違うしレコード会社も異なるので仕方ないといえば仕方ないのだが)
アマゾンにはないようなので、HMV にリンクしておきます。
えー、「ライン」はおもしろいよー。今度ミニスコア貸すよ(買ったけど、真面目に読むヒマがなかった)。
このコンビでこないだ来日していたんですね。知らんかった。
いや曲のおもしろさはわかっているけど、心躍動する演奏にはなかなかあえない曲ということです。ミニチュアスコアは持っていたような気もする。まあ逆に、帰省時にこのCDを貸しますよ。