天気もいまひとつ良くなくて、株価も優れず。
で、昼前から柳瀬川沿いの金山調整池に行ってみたのだが、天気がいまひとつなのとまだ葉に隠れて野鳥は見つけにくい。ジョウビタキ的な声も聞こえたけど確認できたのは、ヒヨドリ、モズ、オナガ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワセミ、マガモ、カルガモ、イソシギといったところですか。カワセミがもう少し近くで見ることができればよかったのだけど、チーと鳴きながら通過していきました。
というわけで、映画のほうへ。今回もタイミングもあって「インシテミル」を観た。原作のほうも読んでいたのだが、基本的なアイデアとか以外の細かいところはさっぱり忘れている。。。というのは映画を観るのには良いかもしれない。
で、けっこう映画化が難しそうなネタだと思っていたけど、設定だけとって賞金のルールとかの話は簡略化したのね。まあこの部分は本でないと無理かなあ。そのせいもあってか、一番気になったのは主人公である藤原竜也の設定がびびりというか人間愛にあふれた人になっていること。原作の少々クールな感じが好きだったんだけどなあ。綾瀬はるかはまあまあで、石原さとみと武田真治が良かったなあ。
こういう映画で細かいこと突っ込むことは無意味だとは思うが、何度も繰り返されているなら場所はわからないようにするだろう→最後の解放から歩きはないだろう、とか、一般の金なさそうな若者にみせるのはなんだかなあ、とか、「アンキカン」が暗鬼館だというのはどこかで漢字で出さないとわからんだろう、とか、釘打ち銃が凶器の推理小説ってあったっけ?とか、もう少し脚本でがんばれば何とかなりそうな部分がぼろぼろなのでもったいない。どうもミステリよりはスリラーとしての表現時間がかかるので、説明的なものは削った感じかなあ。。。全員が何もしなければ全員に1千万円は入るんだということと、それでも殺人が起こるのは何故か、という推理の核の部分が抜けちゃっているのも悲しい。それくらいはなんとか入れて欲しかったなあ。
ま、映画は映画でよいんだけど、これだけ前もって設定部分まで説明されると、原作本の最初の秘密の設定がばればれで、本のほうのファンとしてはこれもちょっと悲しいかな。本当は何も知らずに読んでくれ、というところなのだが、この世の中ではなかなかうまくいかないものだ。
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