昔の自分のブログ見てたら、けっこう購入したクラシックCD紹介してたなあ、と反省。。。といっても今のBlog見ている人に役立つかはわからないけど、まあ自分の外部記憶として書いておこう。
シモーネ・ヤングという女性指揮者はブルックナーの連発で、女性指揮者自体が珍しい上にブルックナーを振る???のに加えて初版中心というなんかマニアックな感じなのでありましたが、ブルックナーだけでは指揮者としてどんなものかよくわからないのでした。ワーグナーも出ていますが、今回ブラームスの一番という王道路線で、快速勢いではなく細部を丹念に作りこんで歌わせる感じなのかなあと勝手に思ってみたり。ゆったりとした演奏ですが、テンポの変化はあるので間延びするわけではありません。最近快速な演奏も多いけど、ロマンティックな大家風、ティーレマン路線なのかな。これは結構気に入りましたです。
1966カルテットの「ノルウェーの森」はビートルズをピアノ三重奏編成(といっても Vn1,Vn2,Vc, Pf 構成ですが)で編曲演奏したものです。ビートルズの編曲演奏はそれこそたくさんあるのですが、この編曲演奏は思わず耳が向いてしまう感じで、BGM的なものからは大きく外れています。選曲もこの種のものからちょっと外れた曲(While My Guitar Gently Weeps, Across the Universe など)があるのもうれしい。Across the Universe は美しすぎる(この編成ではなく Pf ソロだけど)。涙。
曲も演奏もとてもよいと思うけど、値段はちょっと高い。SACDでもないので、 2,200-2,500円がせいぜいじゃないかなあ。。。
あいかわらずマーラーも購入している。 ヤンソンスとRCOのマーラーも進行しているが、今回は2番「復活」。いつもと異なるのはDVDがついていること。大曲だけにDVDで観ることができるのはうれしいかも(でもちょっと値段はあがっているのかな)。アマゾンでは見つからなかったので、HMVにリンクしておく。
ジンマンのほうは交響曲を1番から順番に録音して最後の10番まできました。。。大地の歌がまだだろうか。今回の10番はカーペンター版というちょっと凝った選択であります。クック版よりはいろいろあっておもしろいけど、その分マーラーがそう書いたかどうかというのもあって聴き手がいろいろ知った上で聴くべきところである。ジンマンのマーラーは超クリアな録音とあっさり目の演奏で、ずいぶん見通しのよいものになっています。マーラーはこってり演奏派も多いので、これはこれでよいと思います。(ジンマンのシューマンはなんにもおもしろくなかったけど)。
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