前回観る予定がロビンフッドになってしまったので、今回は変更なく。。。ということだが、今週末には新規公開が多くてスクリーンが減りそうである。
金沢出身だからというわけではないが、新書でぱらぱら読んだらおもしろかったので、見ることにした。もっとも新書のほうは小説ではなく、記載の中身を追っていくことで江戸末期の武士の暮らし方などがみえてくるのであるが、映画のほうはやはりストーリーとイベントが必要なのでちょっと違う。お救い米の話はちょっとご都合主義っぽい展開ではあるが。でもなかなか堺雅人さんが味があってよい。つうか家族役の人は全部よかった。また、森田芳光監督なので、ある程度のレベルは安心して観ることができる。
借金が二人の年収の2倍になって破綻。。。回避のためにすべてを売り払って交渉というのはよいのだが、理由はもう少し示したほうがよいのではないだろうか?父親の江戸詰めでの費用が必要なことや対面のための費用のことなど示さないと、単に本人たちの無駄遣いで借金が増えたように見えてしまう。要のところだからなんとかしてほしかった。輪島左遷も石川県人以外は場所やイメージがわからないんじゃないかなあ。
セットだったり他の場所での撮影はよいのだが、金沢在住としてはあれを犀川といわれるとちと違和感ありまくりなのであった。でも草笛光子の和算好きなおばばさまは素敵だ。
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