「ヒアアフター」とか「恋とニュースの作り方」とかを考えていたのですが、「イップ・マン 葉問」になってしまいました。
午後からは出かけることにしたのだが、さて映画はというと「ヒアアフター」とか「恋とニュースの作り方」とか。。。うーん、臨死体験は今週の株式相場で味わったしなあ、そういえば、「イップ・マン 葉問」葉とみるとそろそろ終わりそうで次週からは夜の一回だけになるようなので、先に観ることにした。もうひとつは「GANTZ」での川井憲次欠乏症を癒すためである。
「イップ・マン 葉問」はブルース・リーの師匠だった中国武術詠春拳の達人イップ・マンの生涯を描く作品であるが、実はこれはパート2で、「イップ・マン 序章」があるのだが、抗日的な表現がきついせいか2のほうから公開されています。 で、これがまたすばらしく良い。イップ・マンを演じるドニー・イェンの拳法もすごいけど、朴訥な人柄のあふれる演技も良い。サモ・ハン・キンポーがまた渋い。 ストーリー自体は「SPIRITS」に似ている気もするけど、変に笑いをいれずに全体の引き締まった演出もすばらしい。知らない監督だけどうまかったなあ。50年代の香港の街並みも良いし。。。
で、「拳児」で育った世代としては、詠春拳のほかに洪家拳ハンガーギンだあとか、おおテーブルの上で八卦掌だあ、とかすんげえ楽しいです。出来ればもっと広いところでもやってほしかったなあ。最初の師父のはなんだったんだろう?
あと、これぞ川井憲次ですよ。アクションシーンは音楽入りっぱなし。もちろんフレーム単位であわせているんだろうけど、一旦落ち着いてからまた嵐のように戦い始める時の音楽と画像の一体感がすんばらしいです。川井憲次の正しい使い方は香港のほうがわかってるよー(もちろん押井守は除く)。
というわけで、「イップ・マン 序章」絶対みますよ。
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