今まで聴いた曲も忘れる事が多いので、とりあえずメモは残しておこうと、こちらのブログを気分で書いているのだけれど、オンガクを言葉で語るのはとても難しい。と思って、オンガク関連の本も読んでいるのだが、「西村朗と吉松隆のクラシック大作曲家診断」がおもしろかった。
二人の作曲家が、いろいろな視点から過去の有名作曲家を語って分類するわけですが、個人的な好みも入っている上に微妙に違うところがおもしろい。どんな感じかというとこちらのような感じで。あと各章ごとに二人の感性で各作曲家を二軸分解しているのが楽しい。
モーツアルトがそれほどでもなかったり私好みのセンスなのだが、西村朗が自分に正直に話していて、吉松隆の方が少し擦り寄っているような気がするなあ。西村朗は池内友次郎の弟子で、吉松隆は松村禎三の弟子なんだけど、なんか系列は逆のような気がする。西村朗の方が汎アジア的の気分。
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