新譜といっても去年の6月頃の発売なので、何を今更ではあるのですが、そのときは3曲入りミニアルバムということもあって書き漏らした気がする。とはいっても、Riversideはプログレ的に一押しなので、記録として書いておこうと思う。
Riversideはポーランドのメタル/プログレ系バンドですが、キングクリムゾンの暗さとピンクフロイドの耽美さをうまい具合に混ぜ込んだようなバランスが好きで、しかも変拍子バリバリなところが心に響くわけです。「Memories in My Head」は3曲入りミニアルバムですが、それぞれが10分くらいの大曲で、聴くとひとつの組曲のようで普通のCD一枚丸ごと聴いたような満腹感であります。最近のバンドではあまり感じられないプログレ魂を感じます。
Riverside のリードボーカルである Mariusz Duda は他のユニットも組んで出しているらしい事を最近知ったので、入手してみた。Lunatic Soul は彼のソロ・プロジェクトらしい。1stのほうは2008年、2nd のほうは2010年の発売。どちらも Riverside に比べるとややギターの強力なリフは少なくて、静謐な方向に向かっている。ヴォーカルを聴かせる方向ともいえるけど、かといって演奏が軽んじられているわけではない。笛や金属打楽器などもはいって少しエスニック風味を入れた鬱です。 うーん、なかなか良いので3作目の「Impressions」もやはり入手しておくか。。。あと、「INDUKTI」 というバンドでもやっているようなので、こちらも買うかもしれない。こちらはメタルっぽいのかしらん。
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