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May 29, 2006

2006/5/28-WINE会@St. Helena Kitchen-

修善寺旅行の翌日はセント・ヘレナ・キッチン@三島へ。
ここはカリフォルニアワインのインポーターCWTのお店。
マネジャーに頼んで、ランチにプチワイン会を開催。

20060528 WINES.JPG

◇ケンウッド スパークリング ユルパ ブリュット NV
5/26のCWTワイン会でも飲んだユルパ。
ランチ時に飲むとなおサッパリしてよい。

◆テスタロッサ PN ビエン・ナシド ヴィンヤード 2002
サンタバーバラ郡サンタ・マリア・バレーの畑。
植樹は1973年。海に近く、Elder seriesの土壌が特徴的。
ラズベリー、ブラックベリーの香り。ミネラリーで酸のバランスも良。
http://www.testarossa.com/vineyards/bien.shtml

◆メルカ メティス ナパ 2000
今をときめくフィリップ・メルカのワイン。奥様もエノロゴ。
因みに奥様はRidgeリッジでも働いていたらしい。
http://www.melkawines.com/about_us.html
ワインはセントヘレナの畑から80%CS、15%Merlot、5%CF混醸。
シルキーで凝縮感ある果実味、コーヒーの香り。
CSが多い割りには滑らか系。

◇メリヴェール スターモント CH 2004
スターモントはメリヴェールのClassicライン(ワイナリー資料)。
奥行きはないが、はっきりすっきりした果実味が特徴。

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自家農園のロメインレタスのサラダ。シャキシャキとおいしい。

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前回も食した白金豚のソテー。薄味で豚の味がよくわかる。

2006/5/27-28 修善寺旅行

ワイン講座生仲間5人でラフォーレ修善寺へ。
午後5時到着、朝4時までワイン飲み(途中休憩あり)。

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◇J.ラサール ブリュット・プレファランス NV
贔屓銘柄。自社畑のみから造るレコルタン・マニュピュラン。
格付けは94%の一級が中心だが、洗練された泡が魅力的。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/chateau/20060127gr03.htm

◇クラウディ・ベイ SB 2004
ニュージーランドのソーヴィニョン・ブラン。柔和な草木の香り。
ワイナリーの表現を借りれば、"the 2004 Cloudy Bay Sauvignon Blanc
evokes memories of a late summer picnic."。
http://www.cloudybay.co.nz/home_fr.html

◇クロ・ロッシュ・ブランシュ トゥレーヌ SB No2 2004
講座生Dさん持ち込み。ロワールのビオ系。タンク醸造のキュベ。
鋭角的な酸とビオ的な青草の香り。時間経過とともに果実味が強く。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20060324gr03.htm

◆メルヴィル PN エステート 2003
ブリュワー・クリフトンのグレッグ・ブリュワーが造るカリピノ。
チェリー、フランボワーズ等の果実味優勢。
ここは2005年8月のサンタ・バーバラ旅行時に訪問。
http://www.melvillewinery.com/wines/past_PinotNoir.html#2003

◆サンフォード PN 2001
講座生Aさん持ち込み。こちらもサンタ・バーバラ。
サンタ・バーバラのAVA認定(2001年)に尽力したらしい。
熟成感があり、果実味の奥にスパイスのニュアンス。
リチャード・サンフォードはワイナリーを去り、
ダグ・フレッチャーが現在のワインメーカー。
http://www.sanfordwinery.com/wines/#sbpinot

◆メリヴェール プロファイル 2000
56%CS、40%Merlot、3%CF、1%PVのボルドーブレンド。
黒ベリー系果実に、ハーブ、スパイスの香り。
ややMerlotが多いヴィンテージゆえか柔和な感じ。
http://www.merryvale.com/index.cfm?fuseaction=winedetails.displaywinetype&WineID=119&wineTypeID=18

◇シャトー・サンミッシェル ブラン・ド・ブラン NV
ワイントン州のスパークリング。リンゴの香り。

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◇フィーヌ・ド・ブルゴーニュ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
規格外ワインを蒸留したもの(マールは葡萄絞りかすを蒸留)。
42度のブランデー。

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シャンパン・チェアを作っている頃は元気だったんだが・・・。

May 27, 2006

2006/5/26-WINE会@C'ZON-

C'ZON@恵比寿でのCWTワイン会に参加。これで三回目。
シェフが交代し、少し彩り鮮やかな料理になったかな。

20060526 WINES.JPG

◇ケンウッド スパークリング ユルパ ブリュット NV
以前、「BRUTUS」のブラインド・テイスティングで1位獲得。
レモン、洋梨等の香り。キリっとした爽快なスパークリング。
品種はシュナンブラン、コロンバール、シャルドネ、ピノノワール。
http://www.kenwoodvineyards.com/wine.asp?s=yulupa&w=CUVEE%20BRUT

◇キスラー CH キスラー・ヴィンヤード 2000
俗に言う「キスラー・キスラー」。カリフォルニア最高峰の白。
CWTのメモには「濃厚なエキス、ミネラル、上質な蜜」。
メロン、バターの香り。口当たりは凝縮感あり。柔らか。
http://www.kistlerwine.com/vineyards/vineyards1.html#kistler

◆ルチア PN ゲーリーズ・ヴィンヤード 2003
ゲーリー・ピゾーニとフランシオーニ、ふたりのゲーリー畑。
ピゾーニ畑(ラ・ターシュ持ち込み?)の葡萄を植樹した畑。
造り手は息子のジェフ・ピゾーニ。
チェリー、熟したイチゴの香り。深みもあっておいしい。
http://www.luciavineyards.com/pinot.html

◆コバルト CS ナパ 2003
カリフォルニア・カルト。ワインメーカーはKevin Carriker。
キャリア開始はヨセミテ公園、Grgichでも勤務。
CSに特化したワイナリーで最初の年は2001年。
上品な樽香と目が詰まった細かいテクスチャー。
果実味。フレンチ新樽7割、1年樽3割使用。
http://www.kobaltwines.com/wines.html

◆フラワーズ PN ムーン・セレクト 2003
ムーン・セレクトはバレル・セレクション。
Camp Meeting Ridge、Frances ThompsonとSea View Ridge畑。
クローンは2A、Pommard、Swan、Calera、and Dijon 777。
可憐なチェリー、花の香りが中心。フルーツ・デザート。
http://www.flowerswinery.com/wines/2003-moon-pn.php

《料理編》

20060526 kiwis.JPG
黄色と緑の2種類のキーウィサラダ、レモンミントのヴィネグレット。
黄色はビタミンC、緑は食物繊維。赤玉ねぎには甘さを。

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麦豚(麦だけで育つ)の煮込み、アップルハーブソース。
ショルダー肉を15時間煮て、マリネ6時間。鶏の出汁。

20060526 lasagna.JPG
ファーマーズ・ラザニア。

20060526 panna cota.JPG
3つのフレーバー(しょうが、コーヒー、チョコレート)のパンナコッタ。

May 24, 2006

2006/5/23-WINE会@CONCOMBRE

ワイン講座の知人と一緒に渋谷コンコンブルにてワイン会。
料理は相変わらずCP高いが、持ち込み料アップが玉にキズ。

20060523 LEEUWIN CH ART SERIES 1999.JPG
◇ルーウィン シャルドネ アートシリーズ 1999
オーストラリアはマーガレットリバーのルーウィン。
「BMWの値段で買えるロールスロイス」という呼称。
輝きのある黄色に、メロン、ハチミツ、バニラの香り。
ナッティーさもあり新世界的だが、滑らかさも具備。
アフターもくどくなく。私の持ち込み。

20060523 LAROCHE CLAUZET 2002.JPG
◆ラロッシュ・クローゼ プトー・セレクション 2002
初代世界ソムリエチャンピオン、ジャン・リュック・プトー選定。
ガーネット色で、黒ベリー系果実やカシスの香り。
タンニンも滑らかなACメドック銘柄。メルロー優勢なのかな?
ワイン講座知人の持ち込み(名前がボトルに刻まれている)。

May 21, 2006

2006/5/20

20060520 TOURAINE SB CLOS DU TUE BOEUF 2004.JPG
◇トゥレーヌ SB 2004 クロ・デュ・テュ・ブッフ
気温が上がったので、爽やかなロワールの自然派ワインを。
造り手はテュエリー・ピュズラとジャン・マリー・ピュズラ兄弟。
緑がかった薄い黄色に、柑橘系、青リンゴ、ミネラル。
レモンではなく、少し草木がかった柑橘系というのがビオ?
味わいは結構ストレートで、2日目もあまり変わらず。
旬の緑アスパラとも合うが、レモンを絞ったつまみが欲しいところ。

May 18, 2006

2006/5/18

20060518 COTES DU JURA RIJCKERT 2001.JPG
◇コート・デュ・ジュラ ヴィーニュ・ド・ヴォワゼ VV 2001 ジャン・リケール
ヴェルジェの元共同経営者が作るムロン・ダルボワ(シャルドネ)。
ジュラはブルゴーニュの東。黄ワイン、藁ワインで有名。
緑がかった黄色。グレープフルーツ、洋梨の清涼感ある香り。
ピュアな感じのするシャルドネで、口当たりが非常によい。
複雑な味わいを求めるのは無理だが、単独でぐいぐいいける。
このあたりが2,000円で買えるとCPは頗るよいのだが。

May 17, 2006

2006/5/17

20060517 MEURSAULT  LES TILLES MARTENOT 2001.JPG
◇ムルソー レ・ティレ 2001 イヴ・ボワイエ・マルトノ
ノース・バークレー・インポーツ社のキュベ・ユニーク。
無清澄無濾過ということで、確かに澱が舞っている。
落ち着いた黄色に、レモン、洋梨、リンゴの香り。
厚ぼったいムルソーさはなく、抑制のきいた味わい。
ただし、後味が聊か弱く、最後の印象がよろしくない。
先日の「マコンのムルソー」に軍配をあげてしまうよ。

May 16, 2006

2006/5/15

20060515 SAINT VERAN EN FAUX CORDIER 2001.JPG
◇サン・ヴェラン アン・フォー 2001 ドメーヌ・コルディエ
1940年創設のマコンの造り手。息子クリストフが当主。
濃い目の黄色に、焦がしたリンゴ、メロン、ハチミツの香り。
ミネラル分が旺盛で、飲んだ瞬間から旨い。
中間部以降の余韻はさほどないが、最初の旨さが印象的。
「マコンで造るムルソー」というよりもピュリニィに近いと思うぞ。

May 13, 2006

2006/5/13

20060513 MACON MILLY LAMARTINE LAFON 2001.JPG
◇マコン・ミリィー ラマルティーヌ 2001 レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
ムルソーの大御所ラフォンがマコンで造る白。
やや薄めの黄色に、ミネラル、レモン、ハチミツの香り。
最初は甘さを感じるが、後口にはスッキリした余韻(苦味も)。
2001年は果実味全開ではないが、まとまりはある。
休日の昼下がりにはもって来い。

May 12, 2006

2006/5/11-WINE会@MIO BAR

MyP研究員の出張に合わせて、ミオ・バール@銀座へ。
ワイン持ち込みコースを頼めば持ち込み料無料。

20060511 MEURSAULT PERRIERES ALBERT GRIVAULT 1997.JPG
◇ムルソー 1級 クロ・ド・ペリエール 1997 アルベール・グリヴォー
グリヴォーの単独所有畑。1989年に半分改植(by Matt Kramer)。
おやっ?、と思うほど熟成感のある黄金色。
アップルパイや完熟メロンの香り。柑橘系は奥の方に。
酸が感じられるのでぼんやり感はないが、
フレッシュでもなく熟成を楽しむでもない。
飲むには遅すぎたのか、早すぎたのか。

20060511 GEVREY CHAMBERTIN LAVAUX ST JACQUES DENIS MORTET 1994.JPG
◆ジュヴレ・シャンベルタン 1級 ラヴォー・サン・ジャック 1994 ドゥニ・モルテ
2006/1/30に逝去された偉大な造り手を偲びつつ。
エッジにオレンジ色が見えるもののまだ若い。
ブラックベリー、なめし革、スパイスの香り。
テクスチャーが柔らかく、酸もタンニンも控え目。
中間部に複雑性はないが、すっきり飲める。

《料理》

20060511 starters.JPG
前菜。ぷりぷり海老がスペインバル風。
マグロのカルパッチョはブル赤に合う。

20060511 snapper.JPG
鯛のカルパッチョ。ムルソーではやや重いか。

20060511 salad.JPG
じゃこサラダ。

20060511 pasta.JPG
魚介パスタ。タコとトマトの組み合わせは好み。

20060511 beef.JPG
ソースはやや甘い。ローヌ系の方がよいか。

May 09, 2006

2006/5/8

20060508 DARENBERG FERAL FOX PN 2003.JPG
◆ダーレンベルグ フェラル・フォックス PN 2003
南オーストラリアは標高の高いアデレードヒルズ産。
ラーフィング・マグパイ等で有名な造り手。
中心の濃いガーネットで、赤ベリー系、プラムの香り。
奥深く仄かになめし革の香り、獣臭。
抽出の濃いピノだが、味わいは結構ストレート。
アルコール度数は14.5%。かなり酔います。

May 05, 2006

2006/5/5

20060505 MACON VERGISSON LA ROCHE DANIEL BARRAUD 2001.JPG
◇マコン ヴェルジッソン ラ・ロッシュ 2001 ダニエル・バロー
昨年も連休中に飲んだダニエル・バローのマコン。
やや緑の残る黄色に、とにかく強いミネラルの香り。
少し時間をおくと、リンゴ、パッションフルーツの果実香。
味わいも果実味が優勢で、トロトロ感のある舌触り。
酸少なめで喉越しよく飲みやすい。フルーツカクテルである。

May 04, 2006

2006/5/4

20060504 CHABLIS FOURCHAUME REMOISSENET 1997.JPG
◇シャブリ 1級フルショーム 1997 ルモワスネ
少し安く仕入れたネゴシアン、ルモワスネの白。
輝きのある黄色に、ミネラル、レモン、リンゴの香り。
口に含むとキリリとした酸とまったりした芳醇な甘さ。
果実味が深く、余韻もしばし口の中で楽しめる。
さすがに白のスペシャリスト(私見)。

May 03, 2006

2006/5/3

20060503 CAHMPAGNE CUIS 1ER CRU PIERRE GIMONNET.JPG
☆ピエール・ジモネ ブラン・ド・ブラン キュイ N/V
シャルドネ畑のみを植えるレコルタン・マニュピュラン。
これはCuisキュイ 1級のブラン・ド・ブラン。
泡がとても旺盛で細かいが、持続性はそれほどない。
最初にハチミツの甘い香り。後には抑制されたリンゴの香り。
スッキリしたシャンパンだが、複雑な感じはしない。

CHAMPAGNE CHAIR.JPG
興に乗って、コルクでシャンパン・チェアを作る。
あまり上質なチェアにはならないなあ。85点。

20060503 BOURGOGNE ROUGE COCHE DURY 2002.JPG
◆ブルゴーニュ・ルージュ 2002 コシュ・デュリ
ブルゴーニュ白の名手、コシュ・デュリの赤。
周辺部やや薄めのルビー色に、イチゴ、スパイスの香り。
酸はたつがタンニンは奥に引っ込み、口に旨味成分も残る。
とても飲み易いが、この果実味が2002年たる所以か。