久しぶりに映画。映画観にいく気力もなくなりつつあるけど、まあこれは最後までおつきあいしようということ。
で、1も2も大二日酔い(いやクスリもあるけど)で前夜何が起ったのかを探るというフレームがあって、2は1を海外に持っていって、、、という感じだったけど、3は大幅に変えて、タイの刑務所を脱走したチャウを捕まえようとするボスに拉致られて、ダグを捕虜にされてしまいます。いつもの3人は必死でチャウを追うけど。。。
感想をみていると、二日酔いでないので、、、というのもあるけど、僕はこれでよかったのだと思う。つうか2でもすでにもうやりました感があったので、いくらなんでも3では同じにはできないという製作陣の感覚はすごく正しいと思う。その代わりに1,2で培った各人の個性や登場人物、過去の事件、を織り込むことで3にするという考え方は良かったのだ。特に後半をラスベガスに持ってきたのは1を下書きにして、本当に正しい3部作のあり方だと思う。ただその分、1、2をみていないと面白みや人間関係がわからない部分が出てくるのだと思うけど、もはや新規の客よりもリピーターをターゲットにしていると思えば、それもありだな。特にラスベガスの元ストリッパーのお姉ちゃんと息子のこと、彼にサングラスをかけるあたりは1を見ていないと笑いようがないし、なんだかほろっともこないだろう。
主役はいつもの3人組なんだけど、半分くらいはチャウに持っていかれてる気がする。でも残り半分はきちんと残しているので、そのバランスが良い感じだったなと思った。
で、その失ったフレームをエンドタイトル後に持ってきてまとめたあたりが、本当にうまいと思った。その最後の後に、その晩の写真がないのが残念すぎる。
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