スリーハンドレッド帝国の進撃

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そういえば300はその頃忙しかったのかみていなかったので、前日にDVDをみてからレイトショーにいった。

過激なシーンはあいかわらず多いので、好き嫌いは別れそう。前作のようなまるで絵画のような画面はあいかわらず健在です。ストップモーションやスローの多用もおんなじ。よく作っていると思うが、前作はあらゆる瞬間が絵になるけど、今回はそこまでにはいたっていない気がする。これは監督の差かなあと思った。

男性陣はあいかわらずムキムキですが、慣れちゃったのか前回ほどのインパクトはない。今回はもうアルテミシアを演じるエヴァ・グリーンの凄さがすべてでしょう。狂気で冷酷で残忍で。。。

シナリオ的には、最初に王妃の船のシーンを出すのはおかしいと思う。元のコミックもそうなのかな。連載と違って映画では2時間のことなので、最後に戦争に参加しないような展開にしておきながら、冒頭にあれがあってはなんの緊迫感もなくなると思うのであった。また、映画の中の主張として自由のために戦う、自己犠牲をうたいながら、王妃は結局復習なわけで、そのあたりはおかしいだろうと思うのである。復習が理由になれば、その連鎖は終わらなくなるわけで、前作レオニダス王の名演説もあったもんじゃないね。

まあそういう感じでの作りこみは弱いわけですが、そんなこと考えずに観るべきものなのだろうなあ。あと、自分は世界史に弱いので勉強しなおすべきかと反省中。

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このページは、なおきが2014年6月22日 12:16に書いたブログ記事です。

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