July 31, 2007

●碁界黄金の十九世紀

book-gokai-01.jpgそういえば張栩碁聖と依田九段は富士通杯は残念でしたし、森内名人が十八世の資格を得るとかいろいろありますが、残念なことにあんまり見てる暇ないなあ。そんな中で「碁界黄金の十九世紀―江戸後期から明治-日本の碁を頂点に導いた名手たち」 が出たので購入しました。

大仙知から元丈・知得、丈和・幻庵、秀和・秀策・秀甫、天保四傑と江戸時代でも囲碁のもっとも隆盛を極めた頃の主役脇役をその話と棋譜を元に構成しています。つうか「碁ワールド」で連載だったわけですが。

現在の勝負も良いですがコミ無だけどこの時代の碁も品があってよい。また挿話というかがついてしまうのがよいなあ。いつか太田雄蔵の話を書いてみたい。

November 15, 2005

●宮沢吾朗×2冊

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名人戦が終わりました。小林覚九段残念!張栩名人最後はがんばりましたねえ。

さて、最近の私的序列では、1に文学、2に音楽、その次がゲームで、ゲームの中に入るかもしれないとはいえ囲碁は4番目である。4番目の趣味ともなると相当時間が限られていて、囲碁界のタイトルの情報を追うのが目いっぱいで、自分が強くなるなんておこがましい話でもあるんだけど、まあそのうち暇を作って日本棋院や碁会所に出没するのが夢である。日本棋院のネットにもはいろうかなーと思っているのだが、おもしろそうな対局のライブは普通の日なので、サラリーマンにはつらいのう。。。ここでは宮沢吾朗九段の新刊2冊を購入したのでご紹介。

ちなみに宮沢吾朗九段は、さかなくんのお父さんです。子育ても常識破壊だったってことでしょうか。よいことだ。

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March 18, 2005

●我間違えるゆえに我あり

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囲碁になかなかかける時間がない、という言い訳をしつづけている今日この頃ですが、せっかく追悼で購入した加藤正夫名誉殺し屋の「加藤正夫打碁集 攻めの構図、読みの力」上下巻もまだつらつら見るだけで並べていない。打碁集はやはり並べてなんぼなんだろう。いろいろと溜まっているんだけど、そのうえ王銘エン九段の「我間違えるゆえに我あり―悪手を打ってもえーじゃないか」を購入したが、これが気軽に読めてめちゃくちゃおもしろい。

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June 22, 2004

●米長邦雄の本

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最近は将棋より囲碁なのだが、久しぶりに将棋の本を買いました。米長邦雄名誉棋聖の引退記念で出版された「米長邦雄の本」です。半分以上は覚えている局面で、懐かしさいっぱいだし、やはり私は米長の将棋が好きだったのだと懐古。

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April 25, 2004

●坂田の碁

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古本で探そうかと思っていた「坂田の碁」が文庫本で復刊され始めています。

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January 06, 2004

●本因坊秀策全集

昨日新宿京王百貨店の古書市にいってきました。海外文学の手に入り難いものを探したのですが、だいたい海外現代文学のものがほとんどない。振り替りではないのですけど、本因坊秀策全集を6,000円で購入しました。おい、並べる時間あるんかい>>自分。

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