そういえば張栩碁聖と依田九段は富士通杯は残念でしたし、森内名人が十八世の資格を得るとかいろいろありますが、残念なことにあんまり見てる暇ないなあ。そんな中で「碁界黄金の十九世紀―江戸後期から明治-日本の碁を頂点に導いた名手たち」 が出たので購入しました。
大仙知から元丈・知得、丈和・幻庵、秀和・秀策・秀甫、天保四傑と江戸時代でも囲碁のもっとも隆盛を極めた頃の主役脇役をその話と棋譜を元に構成しています。つうか「碁ワールド」で連載だったわけですが。
現在の勝負も良いですがコミ無だけどこの時代の碁も品があってよい。また挿話というかがついてしまうのがよいなあ。いつか太田雄蔵の話を書いてみたい。