●ねじれた家
うーむ、つうわけで予定通りは終了せず、いや今までも予定なんてあってないようなもんだが、来週1週間京都延長戦になってしまった。風邪気味で掃除しきらんかったのでいいけどね。しかし、いるだけでいいから、つうのはなんか私は飾りの心のない仏像みたいなもんか。 ま、本気ではやらんが。
さて、推理小説らしいものを読みたくなって久しぶりにクリスティを読んでみた。ポワロものやマープルもの、トミーとタッペンスものは昔全部読んだはずなんだけど、その他のものは読んでいないものもあるので、今回は「ねじれた家」です。推理小説というより推理小説を自己コラージュした推理小説みたいな、今読むとちょっと変わった面白さがある。犯人とかは他のサイトとかであれに似ているとかみちゃうとすぐにわかっちゃうんだけど、最後の展開や後味の悪さがおもしろかった。やはりこういう「悪意」が欲しいのですよ。私は。
ミステリーチャンネルで録画したポワロの「五匹の子豚」や「杉の柩」もおもしろかった。やはり私はクリスティーの40年以降のものが好きである。昔読んだのは高校くらいの頃で、マープルものは10年ほど前にマイブームで再読したのだが、ポワロもそろそろ読み直そうかな。